Nakade Sakazo Classic 松/ローズウッド 1959年製
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アコギ弾きにも扱いやすい名工中出阪蔵氏のクラギ!!L.R.Baggs i-Beam搭載でライブやレコーディングにも即戦力の1本です!!

日本のクラシック・ギター製作の草分け的存在でもある中出ファミリー。そんな中出ファミリーの大ボス、中出阪蔵氏のクラシック・ギターが入荷しました!

中出阪蔵氏は1919年に上京し、ヴァイオリン製作家の宮本金八氏に弟子入りします。金八氏の下でヴァイオリンやマンドリン、スチールギター、ギタローネなど様々な楽器を製作していましたが、1929年にアンドレス・セゴビアのギターのコピーを許された事をきっかけに本格的にギター製作を開始する事となります。その後紆余曲折を経て1950年、中野に自身の工房を構え、ギター製作に専念していきます。今回入荷は1959年に製作された為書きラベルの1本。昭和30年代はギターの注文が殺到し、月産30本近い数のギターを製作していたようですので、年齢的にも世情的にも中出阪蔵ギター最盛期の1本と言えるかと思います!

松単板TOP、ローズウッド単板SIDE&BACK、ローズウッド指板&ブリッジ、実測51.4mmナット、実測647mmスケール。

サウンドは非常に良く鳴っています!製作されてから60年以上の年月を経てきただけあって、箱全体の反応が良く、奥行きの有る立体的なサウンドを響かせます。たっぷりと余裕のある中低域に、艶のある高音が絡み、ハイからローまでバランスよく発音されます。軽いタッチでも素直に反応してくれますので、弾き手のピッキング・ニュアンスを正確に音に替えてくれるような心地よいサウンドをご堪能頂けます!また、L.R.Baggsのi-Beamアクティブが搭載されていますので、ライブやレコーディングにも即戦力です!しかしこのi-Beam、鳴らない楽器に付けると非常に良い音なんですが、良く鳴る楽器に付けるとややブワンブワン反響がうるさく感じますね。ちょっとわざとらし過ぎるというか、、生っぽいサウンドを通り越して逆に出来物のサウンドのように感じてしまうのは私だけでしょうか、、、。。ま、このエレアコ・サウンドが気に入らなければ、エンドピン・ジャック穴を利用し、リリックなどに付け替えるのも手かと思います。

楽器のコンディションは、年式なりののキズや使用感、経年感や修理歴などがあります。まず修理歴としては、ボディー・トップのセンター・シーム部が一度口を開いたようで、ブリッジ下からエンド部まで接着修理があります。少し汚れも入っていて、黒い筋になって目立ちますが、接着自体はしっかりと接着されていますので、今後お使い頂くには特に不安はありません。また、弦高を下げるために、ブリッジのサドルが乗る部分は少し削られているようです。そんなに低くなっている訳ではなく、形状も特に違和感はありませんが、その部分だけ塗装が乗っていないのでそれと分かります。その他は、長年に渡り使用してきた事に起因するキズやネック裏の塗装剥がれ等もありますが、60歳の現役選手としては若手よりは若干シワが多いくらいの感覚で、ビンテージ・ギターとして見て、特に気になるような箇所は無いかと思います。

ネック・コンディションも概ね良好ですが、極厳密に言うと、やや順反り傾向にあります。それをブリッジ頭を少し削って調整している感じですが、今後これ以上順反りが進む事は無いでしょう。現状での弦高は12フレット上で6弦側3.5mm、1弦側3.1mm程度となっていて、普段アコギやエレキがメインの方にも弾き易い弦高設定になっています。サドルにはもう余裕はありません。フレットはローフレットを中心にいくらか減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの7割程度の高さが残っています。

多くの弟子を採り、数多の名工を輩出した日本のクラシック・ギターの祖とも言える中出阪蔵氏の作品を、en.guitarならではのお買い得プライスで是非どうぞ!

ハード・ケース付き