今だに人気の衰えない旧代理店時代のJ-45リイシュー!!キズの少ない美品中古が入荷しました!!
1942年に発売が開始されて以来、いつの時代も多くのミュージシャンに愛され、その時々のサウンドを数々の名盤の中に残してきたギブソンのワーキング・ホースJ-45。発売から現在に至るまで、ギブソンの代表モデルとして、またアコースティック・ギターの定番中の定番として変わらぬ人気を誇るモデルです。今回入荷はギブソンの日本での旧代理店を務めていた山野楽器さんが日本向けにのみ作らせていた1963J-45。90年代のギブソン社から発売されていたJ-45は、スモール・ガードなのにダブル・リングだったり、バナー・ヘッドだったりと、J-45の歴史の中のスペックがごちゃ混ぜで、何年頃のリイシュー的な感覚がありませんでした。そこでこだわり屋の日本人向けに作らせたのがこの1963J-45です。日本では人気の高いワン・リング&ラージ・ガードを採用して非常に高い人気を誇りました。そしてこのモデルが現在のギブソンの数々のモデルに与えた影響は大きく、ギブソン社自身が多くのリイシューを忠実に作るようになった原点でもあります!この1963J-45自体は山野さんが代理店を降りた2006年で生産終了となってしまいましたが、その後のギブソンの数々のリイシューを見ればその影響力の大きさが窺い知れますね!
シトカ・スプルースTOP、マホガニーSIDE&BACK、マホガニーNECK、ローズウッド指板&ブリッジ、スキャロップ・ブレーシング、実測43.6mmナット、24.75インチ・スケールの16インチ・ラウンド・ショルダー。プラ・ツマミ・クルーソン・タイプ・ペグにワン・リング&ラージ・ガードのテッパンのルックス!ネックは現行のリイシューより気持ち幅が狭く、気持ち肉厚気味な、こちらも万人に弾き易いネック・グリップかと思います!このモデル、入荷時期や個体によってラベルのモデル名が1962J-45だったり1963J-45だったりしました。個体数的には1963の方が多かったように記憶していますが、仕様的にはワン・リング&ラージ・ガードなので1962J-45の方が正しいですね(笑)。
サウンドはゴキゲンなギブソン・サウンド!ザクザクと気持ちよく鳴ってくれます。バウンバウンと弾むようなローにコンプ感のあるミドル、チャリンチャリンとした艶がありながらも短めのサスティーンがいかにもギブソンらしいハイなどが混然一体となり、力強くも軽快なJ-45サウンドを響かせます。フラットピックで掻き鳴らせば、ギブソンらしい適度に暴れるサウンドで、パワフル且つ豪快に音が抜けてくれますし、フィンガーで爪弾いてもスキャロップ・ブレーシングによる適度なサスティーンと倍音感を伴ったサウンドが得られますので、プレイ・スタイルやジャンルを問わず、あらゆるプレイでギブソンならではのゴキゲンなJ-45サウンドをお楽しみ頂けます!
楽器のコンディションはそれなりの経年感や小キズ等はありますが、年式の割にはキズの類は少なく、まずまずの美品コンディションと言えるでしょう。トップの塗装には上品なウェザーチェックがちらほらと見え、塗膜の曇り等も確認出来ますので、新品同様とまでは言えませんが、ド派手なキズも無く、かなり綺麗な顔付きです。ボディー・バックやヘッド・トップにもちょっとした擦り傷等散見出来ますが、20年以上使われて来た楽器として見て、取り立てて気になる程のキズは無いかと思います。バインディングなどは良い感じに黄ばんできていて、新品には無い貫禄が感じられます。
ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにももう少し余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはローフレットを中心にいくらか減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの7割程度の高さが残っています。
未だに人気の衰えない旧代理店時代の逸品!現行のJ-45スタンダードよりも「いかにもギブソンらしい」ザックザクのキラー・サウンドをお楽しみ頂ける1本です!
オリジナル・ハード・ケース付き
SN:92969006