GIBSON EC-30 Blues King Electro 1997年製
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  • 配送期間:1-3日1

非常にレアなJ-185ECの前身、ギブソン・エレクトリック・カッタウェイ・シリーズのEC-30が入荷しました!!

今回は非常に珍しいギブソンのエレアコ・モデルが入荷しました!このエレクトリック・カッタウェイECシリーズは97年~98年頃のごく短い期間にのみ生産されていた稀少なモデルです。EC-10やEC-20は極短期間のみの生産となりましたが、こちらのEC-30は99年にJ-185ECとモデル名を変更し、長い間生産が続けられました。そりゃEC-30よりはJ-185ECの方が受けはいいですよね(笑)!

ソリッド・スプルースTOP、ソリッド・メイプルSIDE、ラミネイト・メイプルBACK(アーチ・バック)、メイプル3ピースNECK、エボニー指板&ブリッジ、ピエゾPU+オンボード・プリアンプ、実測44.4mmナット、24.75インチ・スケールの16インチ・カッタウェイ・ボディー。同時期に発売されていたEC-10は胴厚80mm程度と薄胴のエレアコでしたが、こちらのEC-30の胴厚は約120mmとなっていて、正しくJ-185のエレクトリック&カッタウェイ・バージョンと言えるでしょう。大き過ぎも小さ過ぎもせず、グラマラスなボディー・シェイプが体にジャスト・フィットする、サウンドも演奏性もクオリティーの高いモデルです。17インチ・ボディーのJ-200も魅力ですが、やはり日本人の体形には16インチの方がジャスト・フィットしますね!

サウンドはダイナミックで粒立ちの良い豪快なギブソン・サウンド!スモール・ジャンボ・ボディーのバランスの取れた中低域に、メイプル・ボディーならではのコリッと粒立ちが良く瑞々しい高音が絡み、ギブソンのメイプル・ボディーでしか味わえない切れのある小気味よいサウンドをお楽しみいただけます。新品のJ-200なんかを試奏して「思ったより鳴らないな、、」と感じた事ありません?個人的に常々思うんですが、メイプル・ボディーはJ-200などの大きなボディー・サイズより、16インチくらいのサイズの方がバランスよく鳴ってくれ、メイプルの持ち味を最大限引き出せるように思います。勿論デカいボディーでも鳴らし込んでいってやれば成長していくんですが、やはり時間が掛かるというか、、パワーが必要ですが、このサイズだと弱いタッチから強いタッチまでピッキング・ニュアンスが出し易く、ボディー形状とマテリアルがベスト・マッチしているように感じます。バックがラミネイトのアーチ・バックになっているのもミソで、メイプルのコリッとクリスピーなサウンドにふくよかさを与える役目を果たしています。フラットピックで掻き鳴らせば、エッジの立った攻撃的なストローク・サウンドの中にもふくよかさも感じられるサウンドが得られますし、フィンガーで爪弾けば艶やかで色気のあるトーンを響かせますので、あらゆるジャンルやプレイ・スタイルでギブソンならではのメイプル・サウンドをお楽しみ頂けます!プラグインすればレンジ幅の広い多彩なエレアコ・サウンドをお楽しみ頂けます!

楽器のコンディションは年式なりの経年感がありますが、キズの類は少なめで、まずまずの美品コンディションと言えるでしょう。ボディー・トップにはポツポツと打痕状のモノが散見出来ますが、打痕と言うよりはウェザーチェックが少し目立つ、、くらいの感じに見えます。SIDE&BACKにも小キズは散見出来ますが、およそ30年前の楽器として見て、取り立てて気になる程のキズは無いかと思います。全体的にウェザーチェックがびっしりと入っていて、風格ある佇まいになっています。90年代中期のギブソンあるあるで、ブリッジ前の塗膜が浮いて一部ペロンと剥がれている箇所もありますが、今後症状が酷くなる事は無いかと思います。また、ネック材と指板材の収縮率の違いから、ネックとセル・バインディングの境目に少しガサツキを感じますが、演奏上は特に気になるような事も無いかと思います。

ネック・コンディションも良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはローフレットに僅かな減りが確認出来ますが、一番減っている箇所でもオリジナルの9割程度の高さが残っています。

個性的なエレアコをお探しで、且つギブソンらしいサウンドが欲しい方に是非オススメのレア・モデルです!

オリジナル・ハード・ケース付き

SN:92467006