GIBSON J-45 HCS 1998年製
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今になって見れば非常に新鮮で激シブなチェリー・サンバーストのJ-45リイシュー!!

1942年に発売が開始されて以来、いつの時代も多くのミュージシャンに愛され、その時々のサウンドを数々の名盤の中に残してきたギブソンのワーキング・ホースJ-45。発売から現在に至るまで、ギブソンの代表モデルとして、またアコースティック・ギターの定番中の定番として変わらぬ人気を誇るモデルです。今回入荷は旧代理店時代の1本。基本当時日本向けにのみ生産されていた1963J-45の色違い的なモデルです。

シトカ・スプルースTOP、マホガニーSIDE&BACK、マホガニーNECK、ローズウッド指板&ブリッジ、スキャロップ・ブレーシング、実測43.8mmナット、24.75インチ・スケールの16インチ・ラウンド・ショルダー。プラ・ツマミ・クルーソン・タイプ・ペグにワン・リング&ラージ・ガードのテッパンのルックス!90年代後半にはこのHCSカラーのJ-45の他にもアジャスタブル・サドル仕様やノーマル・サドル仕様の赤や黒のJ-45など、数多くのバリエーションが存在していました。当時は黒や赤の人気に押されてこのチェリー・サンバーストのJ-45はあまり売れなかったように記憶しています。なので当然中古品として出回る個体数も少なく稀少なカラーになっています。今見ると、、これはこれで激シブだと思うのは私だけでしょうか(笑)?

サウンドはゴキゲンなギブソン・サウンド!ザクザクと気持ちよく鳴ってくれます。バウンバウンと弾むようなローにコンプ感のあるミドル、チャリンチャリンとした艶がありながらも短めのサスティーンがいかにもギブソンらしいハイなどが混然一体となり、力強くも軽快なJ-45サウンドを響かせます。フラットピックで掻き鳴らせば、ギブソンらしい適度に暴れるサウンドで、パワフル且つ豪快に音が抜けてくれますし、フィンガーで爪弾いてもスキャロップ・ブレーシングによる適度なサスティーンと倍音感を伴ったサウンドが得られますので、プレイ・スタイルやジャンルを問わず、あらゆるプレイでギブソンならではのゴキゲンなJ-45サウンドをお楽しみ頂けます!また、後付けでパッシブ・タイプのピエゾPUが搭載されていますので、ちょっとしたライブだったら戦力になりそうです。パッシブとは言え、音圧的には最近のL.R.Baggsくらいの音圧があります。が、やはりノイズは少し大きめなので、本格的に使うにはアースを取るなどちょっと工夫が必要かも知れません。

楽器のコンディションは年式なりのキズや使用感、経年感など見て取れます。ボディーには全体的にうっすらとした上品なウェザーチェックが入り、貫禄あるルックスになっていますが、打痕などの派手なキズは少なめです。ボディー内部のブレーシングは全体的に剥がれを再接着した跡があります。ブレーシング自体はがっちり接着されていますので、強度的な心配はありませんが、かなりアメリカンな修理で、ボディー内部を覗くと接着剤がかなりはみ出しているのが分かります(汗)。その他ヘッドにもちょんちょんと小キズは散見出来ますので、トータルで考えても極美品とは言えない状態ですが、20年以上使われてきた楽器として見れば、まぁ普通の中古コンディションかと思います。

ネック・コンディションは良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはローフレットを中心にいくらか減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの8割程度の高さが残っています。

旧代理店時代の1本らしいきっちりと作られた印象を受ける逸品!サンバーストや黒はあまりにもベタ過ぎて照れるという方や(笑)、女性プレイヤーなんかにもオススメの雰囲気のある1本です!

オリジナル・ハード・ケース付き

SN:92278012