GIBSON L-00 1938年製
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稀少なオリジナル・ブラック・フィニッシュのL-00!!

ギブソン・フラットトップの元祖とも言えるLシリーズ。L-0、L-00、L-1など、数々の名器は数多くのミュージシャンから愛され、ミュージシャンのコレクションの中には「へ~意外!」と思うようなミュージシャンも含め(笑)、これらのモデルが1本ぴょこって入ってたりしますよね。今回入荷は1938年製の個体。オリジナルのブラック・フィニッシュにファイヤー・ストライプPGが映える見た目もサウンドも渋ッシブな1本です!

スプルースTOP、マホガニーSIDE&BACK、マホガニーNECK、ハカランダ指板&ブリッジ、実測44mmナット、24.75インチ・スケールの14 3/4スモール・ボディー。ネック形状はかなりきつめのVシェイプですが、ネックそのものはそんなに極太なネックという訳では無いので、近代的なギターと弾き心地はそんなに変わらないと思います。近年流行りのテイラーのようなぺったりとした薄いネックになれている方にはVシェイプの尖がり具合は衝撃かも知れませんが、、、(笑)。。

サウンドはカラッカラに枯れたブルージーなビンテージ・サウンド!反応良く音が立ち上がり、ボディー全体でガランガランと心地よく鳴ってくれますので、弱めのピッキングにも反応が良く、弾き手のピッキング・ニュアンスを素直に表現してくれます。いわゆるギブソンらしい荒削り感バリバリのサウンドですので(笑)、決して上品なサウンドとは言えませんが、このガランガランとボディー全体を震わせて鳴ってくれるサウンドこそが、このモデルのサウンドの魅力かと思います。こちらの個体は14フレット・ジョイントなので、12フレット・ジョイント期のものよりはサウンド・バランスが良く、フラットピックでストロークなんかやっても充分使えます。この手のギターは主にブルース向きと考えられていますが、ストロークでもフィンガーでも意外に普通に使えますので、世間で思われているよりはずっとオールマイティーに使えるサウンドかと思います。もちろんフィンガーピック・ブルースなんかやった時の嵌まり感は半端ないですけどね!

楽器のコンディションは、年式なりのキズや経年感、修理歴などありますが、弾くための楽器としてはきっちりと調整が行き届いたナイスなコンディションです!この年代のL-0やL-00だとどうしてもボディー・トップの変形があり、酷いものだと相当な膨らみ、凹みが生じているものも少なくないですが、こちらの個体はかなり綺麗な状態を維持しています。ブリッジ下はわずかに膨らみが確認出来ますが、平均的なコンディションから考えるとほぼフラットと言っても良いくらいだと思います。また、PGが変形し、PGに押されてその部分の木がべこっと凹んでいる個体も多いですが、こちらの個体はPGの変形も最小限でかなり良いコンディションと言えるでしょう。

修理歴としては、ボディー・サイドの肩の部分、ネック・ヒール部から左右に5~6cmほどのクラックが入ったようで、接着したうえでオリジナルの塗装の上からオーバー・スプレーされています。また、PG内側のラインに沿って4cmほどのクラックが入っていますが、こちらも接着修理されています。ちょうどブレーシングの真上なので、強度的な心配はありません。その他は、ボディー・トップのエンド部付近に5cmほどの引き摺りキズをタッチアップした跡があり、その他にもちょこちょこと塗装が剥がれた箇所をタッチアップした形跡が散見できますが、全体的にはオリジナルの塗装はかなり良い状態で保たれていますので、上記クラック修理跡等含めても、総合的な評価としては年式の割にはかなり良いコンディションと言えるかと思います。

ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側3mm、1弦側2.2mm程度にセッティングされています。サドルにももう少し余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはリフレットされたばかりのようで、特に気になるような凹みも無く、まだ充分な高さが残っています。

御年80歳とは思えないようなパワフルさと、80歳なりの老獪な渋み、深みを併せ持った素晴らしいサウンドの逸品です!

ケースは汎用のハード・ケースが付属します。

SN:DG-5290