貴重な旧代理店時代のJ-200リイシュー!!出玉の少ない稀少モデルの入荷です!!
マーチンD-45と共にキング・オブ・フラットトップの称号を与えられ、ギブソン・アコースティック・ギターのトップ・モデルとして君臨し続けるJ-200。1937年に当時の人気カウボーイ・スター、レイ・ウィットリーの為に作られたこのジャンボ・ボディーは、その華やかな装飾と、圧倒的なボディー・サイズで存在感を誇示します。その後もエルビス・プレスリーやブルース・スプリングスティーン、忌野清志郎などなど、多くの大物ミュージシャンに愛され、いつの時代もギブソンを象徴する憧れのギターとしてその存在感を遺憾なく発揮してきました!今回入荷は2004年製の個体。当時のギブソンの日本での代理店だった山野楽器さんが、こだわり屋の日本人向けにオーダーしていた日本限定のリイシューです。それまでのJ-200よりも更にビンテージのJ-200を正確にリイシューしたモデルとして大変人気のあったモデルです!
スプルースTOP、フレイム・メイプルSIDE&BACK、メイプル/ローズウッド3ピースNECK、ローズウッド指板&ブリッジ、スキャロップ・ブレーシング、実測44.3mmナット、25.5インチ・スケールの17インチ・スーパー・ジャンボ・ボディー。ペグはクルーソン・タイプのキーストーン・プラツマミ、ブリッジのサドル周りのパール・インレイもピンの前後に4箇所、PGの柄もよりビンテージっぽく見せるために少し黄ばんだ感じが表現された、細かいけれど確かに違う、山野楽器さんならではの痒いところに手が届いたスペック!現行のJ-200はまたグローバー・ペグ、2パール・インレイに戻ってしまいましたので、この頃の個体を探している方も多いかと思います。BACKのカーリー・メイプルも近年のレギュラー・モデルではなかなかお目に掛かれないような豪快な杢の出たメイプルが使われていて、より一層重厚な存在感をアピールします!
サウンドはメイプルらしい煌びやかさと、ジャンボ・ボディーならではのド迫力のサウンドが融合したJ-200らしいパワフル・サウンド!バウンバウンと弾むような低音にギブソンらしいややコンプの効いたような中域、コリッと粒立ちが良く艶のある高音が混然一体となり、このモデルでしか味わえないパワフル且つブライトなメイプル・サウンドをご堪能頂けます。フラットピックで掻き鳴らせば、腹に響いてくるようなジャンボ・サイズならではの音圧感のあるド迫力サウンドを響かせますし、フィンガーで爪弾いてもメイプルらしいコリッと粒立ちの良いサウンドにスキャロップ・ブレーシングならではのクリアーで伸びのあるサスティーンが加わり、音の分離の良い透明感のあるサウンドを奏でます!
楽器のコンディションは、年式の割にはキズの少ない美品コンディションです!PGの柄はピッキングに因り少し削れてしまっていますが、全体的な雰囲気は損なわれていないので、このくらいは致し方ない部分かと思います。ボディー・トップには小さなコツキズやうっすらとしたウェザーチェックが確認出来ますが、こちらも平均的な個体からすればキズも少なくウェザーチェックも極控えめに上品に入っていますので、中古品として考えれば気になる程のモノでも無いと思います。SIDE&BACKに掛けては目立つキズも無く非常に綺麗な状態を維持しています。また、過去にPUを搭載していたようで、エンドピンはオーバーサイズの物に交換されています。ネック裏は木材の収縮率の違いでセンターのローズウッドに少し段差を感じますが、こちらも年式から考えるとかなり良い状態と言えるかと思います。2フレット裏辺りにコツンとぶつけた打痕がありますが、見た目も目立ちませんし、演奏上も気になることは無いかと思います。ヘッドにもうっすらとしたウェザーチェックや擦り傷が確認出来ますので、新品同様とは言えませんが、トータルで判断すれば年式の割には相当綺麗なコンディションと言えるでしょう。
ネック・コンディションも良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.3mm、1弦側1.7mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットは擦り合わせされた上でローフレットにいくらか減りはあるものの、一番減っている箇所でもオリジナルの7~8割程度の高さが残っていますので、まだまだ安心してお使い頂けます。
見た目もサウンドも貫禄充分のキング・オブ・フラットトップSJ-200!旧代理店時代の個体をお探しだった方はお見逃しなく!
オリジナル・ハード・ケース付き
SN:01924031