GIBSON SJ-200 1949年製
  • 在庫あり
  • 配送期間:1-3日1

ルックスもサウンドも威風堂々の貫禄十二分のキング・オブ・フラットトツプ!!49年製SJ-200!!

1937年にカントリー・シンガーのレイ・ウィットリーの注文で作られたスーパー・ジャンボ・ボディーが基になり、1938年からスーパー・ジャンボ200として生産が始まったSJ-200。以来マーチンD-45に並びキング・オブ・フラットトップの称号を与えられ、ギブソン・フラットトップの頂点に君臨し続けるギブソンを代表するフラッグシップ・モデルです。今回入荷は大変稀少な1940年代の1本!第二次世界大戦の影響で一時生産をストップしていたSJ-200の生産が再開されたのが1948年。プリ・ウォーSJ-200までの稀少性は無い物の、48年と49年で生産されたSJ-200はブロンド・フィニッシュも含め277本。プリ・ウォーSJ-200が市場に出てくる事なんてほぼ奇跡に近いことを考えると、40年代SJ-200の稀少性も理解できる事でしょう。今回入荷の個体は色々と手は入っているものの、使うための楽器としてはばっちり調整の行き届いた、ビンテージとしての価値だけではなく、本物のビンテージ・サウンドを存分にご堪能頂ける「弾く為」の逸品です!

スプルースTOP、メイプルSIDE&BACK、メイプルNECK、実測42.3mmナット、25.5インチ・スケールの17インチ・スーパー・ジャンボ・ボディー。通常50年代のJ-200にはある程度杢目の入ったフィギャード・メイプルが使われている事が多く、60年代~70年代になると、ほとんど杢の無いプレーン・メイプルが使われている事が多いですが、何故か49年頃のSJ-200にはバーズ・アイ・メイプルが使われている事が多いようです。今まで確認した49年製のSJ-200のバック材は全てバーズ・アイ・メイプルが使われていました。たまたまこの年だけ調達されたメイプル材がバーズアイだったのか?はたまた当時は良材も安価に手に入れることが出来たのか?真偽は不明ですが、それにしても同じ49年製でもここまで見事なバーズ・アイの入った個体は見たことがありません!ご委託主の方もその辺りが非常にご自慢のようです(笑)。。サイド材にはうっすらとトラ杢が入っていますが、ほぼプレーンに近い材が使われています。

サウンドは圧巻のジャンボ・サウンド!腹の底から響いてくるような低音に野太い中域、艶やかでコリッと粒立ちの良い高音などが混然一体となり、大きなボディー全体を震わすようなド迫力のサウンドを響かせます。やはりメイプル・ボディーは時間が経てば経つほどその真価を発揮してくれる材かと思います。艶やかで硬質なサウンドながら、新品にありがちなツンッとした感じやサスティーンが途中でプツッと切れるような感じも無く、何とも色っぽい艶めかしさが出てきていて、「メイプルのギターってこんなに色気のあるサウンドが出るんだ!」と再認識させてくれるようなサウンドに成長しています。フラットピックで掻き鳴らせば、ドワンドワンとボディー全体を震わすような爆音で、奥行きがありながらも切れのある豪快なパワフル・サウンドをご堪能頂けます。また、通常この手のジャンボ・ボディーではフィンガーでの演奏はあまりしないのかも知れませんが、、フィンガーで爪弾いても何とも言えない奥行きのある、立体的でいて粒立ちの良い艶やかで色気たっぷりなサウンドを奏でますので、ボディー・サイズに捉われず、あらゆるジャンルやプレイ・スタイルでこの貫禄充分なサウンドをお楽しみ頂ける事と思います!

楽器のコンディションは、トータル的にはオリジナル性も高く保っていますが、弾く為の楽器としてや、前オーナーのこだわりなどで色々と手が入れられています。このギターの長い歴史の中で、弾く人が弾き易く演奏出来るようにネックは何度かリセットされているようです。それに伴い、オリジナルのブリッジは少し厚みが削られ薄くなっていたようですが、現在は適正なネック差し角に矯正され、オリジナルのブリッジ下にハカランダ材を足してオリジナルの厚みに戻すような修理がなされています。また、戦前のオリジナルSJ-200は、サイドのセル・バインディングもマルチ・プライだったようで、そのルックスにこだわった前オーナーは、オリジナルのセル・バインディングの横に白/黒/白の細いバインディングを後入れで付け足しています。

大きな修理歴としては上記2点くらいで、その他は年式から考えれば特に不自然な箇所も無く、全体的にはオリジナルの雰囲気を良く維持しています。サウンドホール周りとPG周りに出来たピッキングに因る塗装の剥がれには、うっすらとクリアー・ラッカーが乗せられていますが、べちゃっとしたタッチアップではなく、保護程度のタッチアップですので、まず気になるような事も無いかと思います。

ネック・コンディションも良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.3mm、1弦側1.8mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットもリフレットされてからまだ間がないようで、気になるような凹みも無く、充分な高さが残っています。

ちょこちょこと手が入っていますので、フルオリ志向のコレクターには不向きですが、本物のビンテージ・サウンドをお探しの方には是非手に取って頂きたい逸品です!

ケースはTKLのハード・ケースが付属しています。

SN:A2789