ギルドのフラッグシップ・モデルD-55のキズの少ない美品中古が入荷しました!!
マーチン、ギブソンと並びアメリカの三大アコースティック・ギター・メーカーとして名高いギルド。テイラー・ギターなどの台頭により、最近ではすっかり影の薄いメーカーになってしまった感がありますが、50年代~70年代のミュージック・シーンを支えた伝統のギター・メーカーです。90年代のフェンダー社の買収から生産拠点を転々とし、フェンダー・コロナ工場からタコマ工場、ニューハートフォードでの生産を経て、2015年からは、かのレンファーガソンが陣頭指揮を執り、南カリフォルニアに新工場を設立し生産が続けられています。今回入荷はニューハートフォード工場で生産されたD-55。ジャンボ・ボディーのF-50と並び、ギルドのフラッグシップ・モデルとして君臨し続けてきた名モデルです!
ソリッドAAシトカ・スプルースTOP、ソリッド・インディアン・ローズウッドSIDE&BACK、マホガニー/ウォルナット3ピースNECK、エボニー指板、ローズウッド・ブリッジ、スキャロップ・ブレーシング、実測43.3mmナット、651mmスケールのドレッドノート・ボディー。D-55は1968年にTVショー・モデルのカスタム・モデルとして生産がスタート、レギュラー生産が始まるのは1974年からと比較的歴史の短いモデルですが、多くのミュージシャンがD-55を愛用した事から瞬く間に人気モデルとなり、以降ギルドを象徴するフラッグシップ・モデルとして君臨しています!
そのサウンドは往年のギルド・サウンドを彷彿とさせるワイルドでダイナミックなパワフル・サウンド!コロナ工場やタコマ工場で生産されていた頃のギルドは少し音の線が細くなった印象でしたが、こちらのモデルはギルドらしい力強くパンチの効いたサウンドになっています。フラットピックで搔き鳴らせば、ギルドらしいワイルドでゴンゴンと響くパワフルなサウンドが得られますし、フィンガーで爪弾いてもローのしっかりとしたサスティーンも充分な音の分離の良いサウンドが得られますので、あらゆるジャンルやプレイ・スタイルでギルド・サウンドの魅力を余すことなくご堪能頂ける事と思います!また、こちらの個体には後付けでD-TARのPUが搭載されていますので、ライブやレコーディングにも即戦力です!こちらのPU、ピエゾPUにコンデンサー・マイクを足していけるシステムになっています。コンデンサー・マイクを足していくとピエゾのソリッドなエレアコ・サウンドがやや丸みのあるサウンドになっていきますが、、そんなに期待するほどの音の変化がありませんので(笑)、むしろハウリングの問題等を考えるとピエゾにコンデンサーをちょい足しくらいの使い方が良いようです。
楽器のコンディションはキズの少ない美品コンディションです!そんなにド派手に目立つキズは有りませんが、1弦側のボディー・サイドをどこかに強打したのでしょう、ボディー・トップの1弦側エンド部付近のセル・バインディングとトップの境目に塗膜の割れとチップが確認出来ます。手で触るとガサツキを感じますが、木部までのダメージはありません。サイド側は無傷です。その他にはちょんちょんと小さい打痕が数個、バックにはいくらかの擦り傷が確認出来ますが、全体的に見れば充分美品コンディションと言えるかと思います。
ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.3mm、1弦側1.8mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにもまだ充分な余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットもちょんちょんと弦の跡が付いている程度で、ほぼほぼ10割の高さが残っています。
昨今の物価の高騰により、現在では新品はもはや手が届かなくなりつつあるギルドを代表するフラッグシップ・モデル。チョイキズ有りとは言え、このコンディションでこのお値段なら超絶お買い得な逸品かと思います!
オリジナル・ハード・ケース付き
SN:NO291041