販売済GUILD F-30 1973年製

SOLD OUT

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  • 配送期間:1-3日1

ギルドの人気モデルF-30!!ボディー・シェイプ変更初年度の73年製ダブル・ガードの逸品です!!

マーチン、ギブソンと並びアメリカの三大アコースティック・ギター・メーカーとして名高いギルド。最近の若者にとってはアメリカ三大ブランドと言えば、マーチン・ギブソン・テイラーとなってしまうんでしょうが、ある程度のおじさんにとってはやっぱりギルドも外せませんよね(笑)!今回入荷は73年製のF-30。ギルドと言えばとかくF-50やD-55などの大きいボディー・サイズのモデルを思い浮かべがちですが、スモール・ボディーのF-20や、ポール・サイモンでお馴染みの、このF-30なども非常に人気のある機種となっています!オリジナルは1954年から1986年まで生産されていたモデルで、ギルドを代表するD-55やF-50のようなごっつく重心の低いラウドなサウンドとは一線を画し、マホ・ボディーのコンパクトでライトに抜けるサウンドがまた違ったギルド・ギターの魅力を引き出しているモデルです!

ソリッド・スプルースTOP、ソリッド・マホガニーSIDE&BACK、マホガニーNECK、ローズウッド指板&ブリッジ、実測42.8mmナット、25.5インチ・スケールの15 1/2インチ・ボディー。ポール・サイモンでお馴染みのF-30ですが、こちらは73年から仕様変更されたダルマ型ボディーの深胴タイプ。ポール・サイモンが使っていたのはオーディトリアム・シェイプのようですが、何故かちょくちょく限定生産されていたポール・サイモン・モデルはこちらのダルマ型でしたね。。

サウンドはビンテージ・ギルドならではの反応が良く爽やかに抜けるマホガニー・サウンド!ボディーが良く乾いていて反応が良く、マホガニーらしい軽快で抜けの良いサウンドを奏でます。ギルドらしいカリッとしたエッジの立った立ち上がりに、マホガニーらしい乾いた抜けの良いサウンドは、マーチンとはまたひと味違った、このモデルでしか味わえない素晴らしいサウンドです!深胴ですからボリューム感もたっぷりなサウンドで、フラットピックで搔き鳴らしても、爽やかでありながらボリューム感、音圧感共に申し分ないサウンドを響かせますので、掻き鳴らし系の演奏にも充分使えます。フィンガーで爪弾けば、深胴ならではのたっぷりとした余韻のあるサスティーンを纏った透明感のあるサウンドを奏でますので、プレイ・スタイルやジャンルを選ばず、オールマイティーにお使い頂けるサウンドかと思います!

楽器のコンディションは、年式なりのキズや使用感、経年感やヤレなどありますが、使うための楽器としてはきっちり調整が行き届いています。まず目に付くのは強烈な印象を与えるダブル・ガードですが、どちらもアンダー・フィニッシュで下地の杢目の浮き出し方などから見ても、オリジナルでダブル・ガードとして作られたものと思われます。塗り込みガード故のトップのクラックは、PG内側に両サイド入っていますが、しっかり接着されていて、強度的な心配はありません。また、1弦側ブリッジ下からエンド部に掛けてクラック修理が見られます。裏からは補強のクリートは打たれていませんが、しっかり止まっていますので、こちらも強度的な心配は無いでしょう。ブリッジは再接着されているようですが、その際に強度を保つためか?1弦と2弦の間のピンの下にダボが打たれて補強されています。ぱっと見には気付きませんが、よくよく見ると1,2弦のピン下にダボを塞いだ7mm径くらいのローズウッドの蓋が確認出来ます。その他は全体的に小キズや塗装のスレのような劣化が散見出来ますが、トップのクラック修理を除けば、年式から考えて取り立てて気になるような箇所は無いかと思います。

ネックはリセット済みで差し角もばっちり、ネック・コンディションも良好で綺麗にストレートで現状での弦高は12フレット上で6弦側2.1mm、1弦側1.6mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットは一度擦り合わせされているようで現状気になるような凹みも無く、一番減っている箇所でもオリジナルの8割程度の高さが残っていますので、まだまだガンガンお使い頂けます。

見た目はそれなりにビンテージなルックスながら、弾くためのギターとしてはばっちり調整の行き届いた1本!見た目も個性的なギルドらしいルックスとサウンドの逸品です!

オリジナル・ハード・ケース付き

SN:83939