超レア!!3/4サイズ・ドレッドノート、ギルドG-75が入荷しました!!
マーチン、ギブソンと並びアメリカの三大アコースティック・ギター・メーカーとして名高いギルド。最近の若者にとってはアメリカ三大ブランドと言えば、マーチン・ギブソン・テイラーとなってしまうんでしょうが、ある程度のおじさんにとってはやっぱりギルドも外せませんよね(笑)!90年代のフェンダー社の買収あたりからちょっとおかしなことになってしまった感のあるギルドですが、1950年代~70年代のミュージック・シーンを支えた伝統のギター・メーカーである事は間違いありません!今回入荷は76年製のG-75。D-50の3/4サイズのギターとして75年~77年の極短期間のみ生産されていた超レア・モデルです!
ソリッド・スプルースTOP、ソリッド・ローズウッドSIDE&BACK、マホガニーNECK、エボニー指板、ローズウッド・ブリッジ、実測43mmナット、25.5インチ・スケールの3/4サイズ・ドレッドノート・ボディー。3/4サイズと言ってもボディー幅は約380mmあるので、通常のドレッドノート・ボディーを一回り小さくしたようなサイズ感です。スケールも25.5インチと通常のギルドと変わりが無いので、弾いた感じは少し小さくて弾き易い、、くらいの感じで、サウンドのパワー感などは全然小ささを感じさせない力強いギルド・サウンドです!
そのサウンドは重厚且つパワフルなギルド・サウンド!近年流行りの倍音キラキラキレイキレイなサウンドの真逆を行くような武骨で男性的なサウンドです。バリンと音が立ち上がり、野太く力強く抜けていくサウンドは、マーチンでもギブソンでも得られないギルドならではの味かと思います。フラットピックで掻き鳴らせば、エッジ感があり、且つ重低音の塊感のあるパワフル・サウンドが得られますし、フィンガーで爪弾いても芯の太い存在感のあるサウンドを奏でます!
楽器のコンディションは長年使ってきたなりの経年感や使用感、キズなどもありますが、弾く為の楽器としてはばっちり調整されています!全体的にかなり激しくアメ色に焼けていてビンテージの貫禄プンプンの佇まい。セル・バインディングは茶色に近いくらいオレンジ色に焼けていて、角は所々塗装がチップしています。ネック裏や1弦側ボディー・サイドには塗装負けがありザラザラした感じになっている箇所もありますので、決して綺麗な状態ではありません。が、演奏上は取り立てて引っ掛かるような事も無く、演奏性はスムーズかと思います。全体的に驚くほどアメ色に焼けていて、細かいウェザーチェック等も確認出来ますが、キズの類は少なめかと思います。過去にPUを付けていたようで、エンドピン穴は12mmに拡張され、エンドピンは付いていません。現在はリプレイスメント用のオーバー・サイズのエンドピンが各社から発売されていますので、お好みのエンドピンを装着して下さい。
ネック・コンディションは良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側1.8mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにはもうほとどんど余裕がありませんが、現状でも70年代ギルドとしては申し分ないプレイヤビリティーかと思います。フレットはリフレットされてからあまり使われていないようで、ほぼほぼ10割の高さが残っています。
なかなかマニアックでニッチなモデルですが、これを探していたという方がいれば、迷うことなくご購入をオススメします!何せ次いつ出てくるかわからないですからね!
オリジナル・ハード・ケース付き
SN:131145