HEADWAY HD-512 1983年製
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昭和ヘッドウェイ最終期の逸品!!イレギュラー・スペックのHD-512!!

信州松本に工場を構えるヘッドウェイ・ギター。1977年創業のヘッドウェイ・ギターはいつの時代もその価格からは想像を遥かに超えるハイ・クオリティーな製品を世に送り出してきた日本を代表する、アコースティック・ギターのトップ・ブランドです。そんなヘッドウェイも1983年に2度に渡る工場火災に因り、一時期アコースティック・ギターの生産を中止せざるを得ない状況に追い込まれます。その後、多くのファンからの熱い想いに応える形で1999年に復活を遂げ、以降現在に至るまで高品質でハイ・コスト・パフォーマンスな製品を世に送り出しています。今回入荷はそんなヘッドウェイの昭和時代の最終期の1本!ヘッドウェイのファン・サイトによると昭和ヘッドウェイの最終シリアルは9600番前後じゃないかと言われていますので、正に最後の最後、昭和ヘッドウェイとしては工場火災前の円熟期に作られた1本です!

ソリッド・スプルースTOP、ラミネイト・ローズウッドSIDE、ソリッド・ローズウッドBACK、マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、実測43mmナット、646mmスケールのヘッドウェイ伝統のHDボディー。黒のひよこ型塗り込みPGやスロッティッド・ダイヤモンド・インレイ等、基本的にはカタログ・モデルのHD-512と同様のスペックですが、ペグはゴールドのワッフル・バック、ヘッドにはイーグル・インレイが入るなど、HD-520の要素も含まれるイレギュラー・スペックの1本です!そう言われればボディー・サイドの内部には補強の布テープもあり、見た感じ単板にも見えなくもないような、、、?

サウンドは昭和ヘッドウェイらしい武骨で野太くゴリゴリと押してくる骨太サウンド!一切の妥協を許さない密度の高いハイ・テンションなサウンドでパワフルに咆哮します。近年のヘッドウェイ・サウンドに慣れている方からすれば、少し武骨すぎると感じてしまうかもしれませんが、このサウンドこそが伝説となった昭和ヘッドウェイの極太サウンドかと思います!ヘッドウェイ・サウンドは一般的に少し硬めのサウンドですが、その硬めのサウンド故に実直に奇をてらわず作り上げられたシトカ/ローズのお手本のようなサウンドになっています。フラットピックで掻き鳴らせば、バリンバリンに豪快な骨太サウンドを響かせますし、フィンガーで爪弾いても一音一音の密度が高く、適度なサスティーンを伴った粒立ちの良いサウンドが得られますので、昭和フォーク・ソングやパワフル・ストローク、ソロ系にはばっちりマッチするサウンドかと思います!逆にキレイキレイなフィンガー・ソロ系の演奏にはあんまり合わないかも、、(笑)

楽器のコンディションはコレクター氏が秘蔵していただけあって、年式から考えると非常に綺麗なコンディションを保っています!ボディー・トップには6弦側のサウンドホール脇に米粒大の打痕があり、少し目立ちますが、それ以外は米粒大にも満たないような極小さい打痕が4~5個発見出来る程度です。SIDE&BACKは、バックに一部ローズウッドの色抜けのような箇所があったり、恐らく新品を作る段階で何らかの処置がされたような小さいシミ状の修理跡?のようなものが有ったりしますが、キズ自体は少なく、SIDEに擦り傷が数本、バックに衣服に因るスレがいくらか確認出来る程度です。ネックの4フレット裏辺りにコチンとぶつけた打痕が2つ並んでいて、少し凹んでいますので、ネックの手触りに厳しい方には気になる点かも知れませんが、その他は綺麗なもんです。

ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側1.9mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにはもうあまり余裕はありませんが、この楽器のポテンシャルを存分に味わうには現状でベストなチューニングかと思います。フレットの減りもほとんど無く、ほぼほぼ10割の高さが残っています。

昭和ヘッドウェイの歴史的価値を考えても充分お買い得な逸品かと思いますが、単純にこの値段で買えるギターとして考えてもコスト・パフォーマンス抜群のハイ・クオリティーな逸品かと思います!

オリジナル・ハード・ケース付き

SN:9612