ヘッドウェイ・カスタム・ショップの若きエリート降幡新氏の手に因るカスタム・モデルが入荷です!!
信州松本に工場を構えるヘッドウェイ・ギター。作りの確かさとサウンド・クオリティー、トータルでのコスト・パフォーマンスに抜群の評価を受ける日本を代表するアコースティック・ギター・ブランドです。そんなヘッドウェイ・ギターにはアジア工場で生産されるユニバース・シリーズから、カスタム・ショップで製作される完全ワンオフのカスタム・モデルまで、価格帯にして2万円台~100万円超えのものまで様々なモデルが存在しますが、どのモデルを取っても、その価格から考えられるクオリティーを遥かに上回るハイ・クオリティーな製品を世に送り出しています。今回入荷はそんなカスタム・ショップで活躍する若きエリート降幡新氏の手に因るカスタム・モデル!Deviser One Day Guitar Show 2019 Winter用に製作された完全ワンオフのカスタム・モデルで、降幡氏が最も得意とするミニ・サイズ・ギターの逸品です!
降幡新氏は2009年にヘッドウェイに入社。その後百瀬氏のサポートに従事しながらアコースティック・ギター製作に携わり、めきめきと頭角を現してきます。現在ではATB作品に携わりながら安井氏と共にカスタム・ショップを盛り上げている降幡氏。師匠百瀬氏も「天才」と認めるその技量は特に木工技術に秀でていて、ATBではサウンドの要を担う甲貼りやネックの仕込みなどを担当しています。また、降幡氏はヘッドウェイで使われる木材の管理も任されていますので、今回入荷の個体もそれぞれ選び抜かれた良材が使用されています!
ソリッド・シトカ・スプルースTOP、ソリッド・ホンジュラス・マホガニーSIDE&BACK、アフリカン・マホガニーNECK、リッチライト指板&ブリッジ、ミニ・オリジナル・レイアウト・スキャロップ・ブレーシング、実測42.6mmナット、610mmスケールのミニ・ボディー。ボディー・シェイプはオリジナルなので、ぱっと見サイズ感が掴みにくいかも知れませんが、ボディー幅は約360mm、ボディー厚は約103mmですので、マーチンで言うところの00サイズくらいのサイズ感になります。
サウンドは爽やかに抜けるクリアーなマホガニー・サウンド!ローズウッド・ボディーのような重たい低音は出ませんが、サウンド・ボリュームはかなりのもので、ブラインドで聴けばショート・スケールという事もミニ・サイズという事も全く感じさせないテンション感とパワー感のあるサウンドになっています。フラットピックで搔き鳴らしても、音像が潰れることなく爽やかで伸びのあるボリューム感満点のサウンドを響かせますので、歌モノの演奏なんかにも充分使えます。フィンガーで爪弾いた時の透明感抜群の伸びのあるサウンドは秀逸で、サイズ感も相まっていつまでも弾いていたくなるような、煌びやかな癒しのサウンドをご堪能頂けます!
楽器のコンディションは少しだけキズがありますが、遠目にもド派手に目立つキズは無く、トータルで判断すれば充分美品コンディションと言えるでしょう!ボディー・トップの6弦側肩部に米粒大の打痕が1つあり、光が当たるとペコッと凹んでいるのが分かります。ボディー・バックにも1mmくらいのポチキズが1つ発見出来ますが、こちらはかなり神経質に見なければ気付きもしないような極小さく浅いポチキズなので、気になることは無いでしょう。その他はスレらしいものも無く、トップの打痕を除けば新品同様と言える状態を維持しています。
ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットの減りもほとんど無く、ほぼ10割の高さが残っています。
現在も精力的に製作を続けている降幡氏ですが、降幡作品はほとんどがオーダー物で、一般に出回る事は滅多にありません。百瀬さんにして天才と言わしめた降幡氏の実力を是非ご体感下さい!
オリジナル・ハード・ケース付き
SN:F00017
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