販売済MARTIN 0-18 1931年製

SOLD OUT

  • 在庫あり
  • 配送期間:1-3日1

とても100年近く前に作られた楽器とは思えないちょっとビックリのニア・ミント・コンディション!!1931年製0-18が入荷しました!!

小ぶりなボディーと反応の良いサウンドで人気の高い0サイズ。マーチンの0サイズは、Dサイズより遥か昔、1800年代から生産が続けられて来たマーチン伝統のボディー・スタイルです!今回入荷はシングル0サイズがまだマーチン社の主軸だった頃の1931年製の0-18!ドレッドノート・ボディーが誕生したのも1931年ですが、この頃はまだ00や000よりも0の方が生産数が多く、1931年には0-18は350本生産されています。が、現存する31年製0-18の中でも間違いなく最上級にコンディションの良い1本かと思います!

アディロンダック・スプルースTOP、マホガニーSIDE&BACK、マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、オリジナル・スキャロップ・ブレーシング、実測48mmナット、24.9インチ・スケールの13.5インチ12フレット・ジョイント・ボディー。100年近く前に作られた楽器とは言え、ブレーシングは既にスチール・ブレースで、PGもオリジナルのタートイズ・シェルPGが装着されていますので、この頃には既にフィンガーでポロポロだけじゃなく、フラットピックでの演奏も視野に入れた作りになっています。

そのサウンドはいにしえの時が育んだ深く甘い、それでいてレスポンスが良くクリアーな懐の深い素晴らしいビンテージ・サウンドです!マーチンは良くピアノのような音と評される事も多いですが、なるほどこういう事か!と納得させられるサウンドに育っています。軽く指で爪弾いただけでレスポンスの良いサウンドが発せられ、そこにマーチン12フレット・ボディーならではのふくよかな共鳴感、倍音感が加わり、得も言われぬうっとりとするサウンドを奏でます。この手の楽器はあまりピックでガシガシ弾くような楽器でもありませんが、ストロークしてもふくよかでボリューム感たっぷりなサウンドが得られますので、軽めのストロークなんかしても何とも心地よいサウンドを響かせます。フィンガーで爪弾いた時の1音1音の立ち上がりやふくよかに共鳴する倍音感はこの歳月を経てこその真のビンテージ・サウンドと言えるでしょう!とにかく弾いてみれば悩殺必至の至高のサウンドです!

楽器のコンディションは、およそ100年前に作られたとは思えない極上コンディションです!もちろん小キズ等はちらほら散見出来ますが、1930年代の楽器として見れば驚くほど良い状態をキープしています。PGもオリジナルを保っていて、マーチン・クラックもありません。鏡でボディー内部を覗くと、トップのセンター・シームに2つ、菱形のクリートが打たれていますが、表面上口が開いたような形跡は全くありませんので、恐らくセンター・シーム剥がれの予防策としてクリートが打たれたものと思われます。ブリッジ・プレートの抉れや穴の広がりも無く、非常に良い状態です。ネックは過去にリセットされていて、かなり深めにリセットされています。アメリカでリセットされたようで、6弦側のヒール部は少しだけ雑な感じもしますが、1弦側は綺麗に処理されています。オリジナルのバー・フレットの状態も良く、高さも充分に残っています。

ネック角自体はかなり深めにリセットされていますが、ネック自体は綺麗にストレートです。現在はカスタム・ライト・ゲージ(.011~.052)を張っていますが、ネックはびくともしないので、ライト・ゲージでもいけそうな気がします。現状での弦高は12フレット上で6弦側2.0mm、1弦側1.3mm程度と究極低いセッティングになっています。現状でも指弾きならビビリは出ませんが、フラットピックで強めにストロークするとややビシャッとしたサウンドになりますので、フラットピックでガンガン弾きたい方ならサドル交換でもう少し弦高を上げた方が良いかも知れません。まぁでもこの手のギターをフラットピックで振り抜きたいなんて方も居ないでしょうが、、(笑)。軽めのタッチでストロークする分にはビシャリ感は全く気になりません。現状サドルにも高さの余裕はありますし、フレットもローフレットに僅かな減りが見られる程度で、充分な高さが残っています。

高騰の一途を辿るプリ・ウォー・マーチンですが、ここまで状態の良いプリ・ウォーもなかなか無い極上の逸品かと思います!

オリジナルのスネーク・ヘッド・ケースもいくらかのスレや剥がれなどありますが、ラッチの閉まりなども良く、全体的にはこちらもなかなか無い極上コンディションを維持しています!

SN:46899