探してみると意外な程見つからない80年代後半のマーチン!!コンディション上々の88年製D-18が入荷しました!!
1932年に生産が開始されて以来、常にD-28の好敵手として在り続け、ミュージック・シーンを支えてきた人気モデルD-18。マーチンと言えばとにかくD-28が中心的な存在ですが、D-18こそがマーチンのマーチンたるサウンドだと言うファンも多く、D-28と並び永遠のスタンダードと呼ぶに相応しいマーチン社が生み出した傑作モデルです!今回入荷は88年製の個体。80年代はアコーステッィク・ギターにとって冬の時代で、各社売り上げが低迷しました。マーチンも80年代には生産規模を縮小し、70年代から急激に生産本数はダウンします。この時期のマーチンは腕の良い職人だけが残り、クオリティーの高い製品を世に送り出していたとして、近年急速に評価を高めている時代の1本です!
スプルースTOP、マホガニーSIDE&BACK、マホガニーNECK、ローズウッド指板&ブリッジ、メイプル・ブリッジ・プレート、アジャスタブル・ロッド、実測43mmナット、25.4インチ・スケールのマーチン伝統のドレッドノート・ボディー。同じ80年代でも85年まではスクウェア・ロッド&アンダー・フィニッシュPGなので、ビンテージ・ギターとしての需要もありちょこちょこ見かけますが、80年代後半の個体となると滅多に見かける事も無いかと思います。85年以降はアジャスタブル・ロッド&後貼りPGになりますので、基本90年代以降の中古品とスペックは変わりませんが、ブリッジ・プレートはメイプルとは言え90年代よりも大きく、ネックも同じロープロファイル・ネックとは言え少し厚みがあるように感じます。その辺もしっかりと安定したサウンドに繋がっているんじゃないかと思います!
そのサウンドは、マホガニー・ボディーらしい素直で透明感のある、弾力性にも富んだサウンドでありながら、音の立ち上がりの良いややタイトなサウンド!80年代マーチンは全般的に70年代に比べ個体差のムラが少なく、やや硬質なサウンドになります。その分音のボリューム感は増しますので、70年代D-18だと少し音がもたるとか、やや音が甘過ぎるなんてお考えの方にはぴったりなサウンドかと思います。とは言え、マーチンならではの中域のしなるような弾力性もしっかりありますので、あらゆるプレイ・スタイルでその美しいサウンドをご堪能いただける事と思います。フラットピックで掻き鳴らせば、ややエッジ感の強いブライトでパワフルなサウンドを響かせますし、フィンガーで爪弾けば、マホ・ボディーならではの素直で艶のある美しいサウンドをご堪能頂けます!
楽器のコンディションは、ちらほら小キズは散見出来ますが、年式から考えればキズは少なく、相当な美品コンディションと言えるでしょう!唯一ボディーの底をどこかにぶつけたようで、ボディー・エンドのエンドピンの1弦側横に2.5cmほどのクラック・リペアー跡があります。白っぽい線に見えやや目立ちますし、指の腹で撫でるとガサツキも感じますが、しっかりと接着され、ボディー内部からは補強のクリートも打たれていますので、今後お使い頂くには不安はありません。その他は小キズがちらほら散見出来る程度で、30年以上使われて来た楽器として見ればかなり綺麗な方かと思います。バックのマホガニーには上品なトラ杢も入っていて、良材が使用されている事が窺えます。
ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側1.9mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはローフレットを中心にいくらか減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの7~8割程度の高さが残っています。
オールド・デカール・ロゴにペグもゴトー製に変わる前のシャーラー製。後貼りPGとロッド入りになっただけで、80年代前半よりかなりお値打ちなのも魅力です!
オリジナル・ブラック・ケース付き
SN:478152