MARTIN D-18S 1979年製
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マホガニーらしい清々しくふくよかな鳴り!!稀少なSボディーD-18S!!

ディットソン社からのリクエストに因り誕生したマーチン・ドレッドノート・スタイル。1931年から生産が開始されたD-18ですが、1934年から現在のお馴染みの14フレット・ジョイントになるまでは、スロッティッド・ヘッド&12フレット・ジョイントというクラシカルなスタイルでした。今回入荷のD-18Sは、そんなオリジナルD-18をモチーフに1967年から数本づつだけ生産されるようになったモデルです。フォーク全盛の60年代後半~70年代中盤に掛けては、そこそこの数が作られていましたが、例えば今回入荷の1979年の場合、14フレット・ジョイントのD-18の生産本数が1717本だったのに対し、D-18Sの生産本数はわずか23本とD-18に比べ僅か1.3%の生産量。当然市場に出回るビンテージの個体数も少ない稀少な1本の入荷です!

スプルースTOP、マホガニーSIDE&BACK、マホガニーNECK、ローズウッド指板&ブリッジ、実測47.8mmナット、25.4インチ・スケールのオリジナル・ドレッドノート・ボディー。このSボディーは、よく2フレット分ボディーが長いと思われがちですが、実はボディー自体の長さは殆んど変わりません。その分ネックがぐぐっとボディーの中に入ってますから、ブリッジが下に下がりますね。そして全長は実は12フレット・ジョイントの方が短いんです!ですから皆さん思ってるほど弾き辛いギターではありませんよ!しかしネック幅の問題はあるので、ワイド・ネックはダメという方には不向きですが、、、しかしワイド・ネックだからこその魅力あふれるサウンドであることも確かです。

そのサウンドはマーチンらしいしなやかで優しいサウンドに、12フレット・ジョイントならではの中低域の奥行き感、マホガニー・ボディー特有の素直に抜ける透明感バツグンの高音などが混然一体となり、爽やかで美しく、且つボリューム感もたっぷりなサウンドを響かせます!適度に乾いたボディーは、音の跳ね返しが良く音がすっきりと立ち上がります。バウンと弾むような低音に奥深くも粒立ちの良い中域、素直で美しい透明感を纏った高音のコンビネーションも絶妙で、14フレット・ジョイントではなかなか味わえない立体感のあるサウンドをご堪能頂けます。フラットピックでかき鳴らせば、ボリューム感もたっぷりな爽やかで抜けの良いストローク・サウンドを響かせますし、フィンガーで爪弾けば一音一音の粒立ちが良く艶やかなサスティーンを伴った美しい音色をご堪能頂けます。やはり12フレット・ジョイント・ボディーはこの5、6弦の腹にズーンと響くような深みと量感のある響きが堪りませんね!

楽器のコンディションはちょっとビックリするくらい綺麗なコンディションを保っています!ぱっと見に目立つようなキズは無く、年式から考えると恐ろしく綺麗な状態と言えるでしょう。この年代のマーチンにつきもののマーチン・クラックはPG内側に在ったようですが、現在はしっかり接着され、裏からは補強のクリートが貼られていますので、強度的な心配はありません。PGが交換されているせいか、表面から見た限りではどこにクラックがあったのか全く分かりません。内側を鏡で見てみると、やや大き目なパッチが貼られていて初めて修理歴が分かる状況です。ひょっとしたらクラックが入る前にPGを交換し、念のためパッチを貼っているだけかも知れません。交換されたPGは、上には塗装は吹かれていませんが、オリジナルを外した跡にすっぽり落とし込むようにジャスト・サイズで作られていますので、見た感じの違和感も全くありません。ボディー・トップには極々小さい擦り傷程度はいくつか発見出来ますが、ベアクロウ気味のトップの杢目の方が目を引き、キズはまるで気にならないかと思います。SIDE&BACKにも僅かな擦り傷程度は散見できますが、いずれのキズも年代から考えれば無きに等しいようなモノばかりですので、79年製のギターとして見て、キズに敏感な方でも気になるような箇所は無いかと思います。

ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.3mm、1弦側2.0mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。ネックは過去にリセットしているようでネック差し角も理想的、上記弦高でもサドルにもまだ充分な余裕があります。フレットもリフレットされてからまだ間がないようで、ほぼ新品並みの高さが残っています。

12フレット・ジョイントのギターを食わず嫌いだった方にも是非お試し頂きたいうっとりするような音色の逸品です!

オリジナル・ブラック・ケース付き

SN:410523