販売済MARTIN D-21 Jacaranda 1968年製

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スキャロップ加工され、また一味違うサウンドに昇華した68年製D-21!!

1800年代から続く伝統のマーチン21スタイルにDサイズが仲間入りしたのが1955年の事です。その後1969年まで生産が続けられましたが、ワシントン条約によりハカランダ材の使用が難しくなったのを機に生産完了の憂き目を見た、知る人ぞ知るマーチンの隠れた名器です!SIDE&BACKから指板&ブリッジに至るまでハカランダ材を使用したハカランダ尽くしのこのモデルは、エッジ感のあるブライトでギラついたサウンドが特徴ですが、今回入荷の個体は、スキャロップ加工が施され、通常のD-21とはまた一味違ったサウンドになっています。

スプルースTOP、ハカランダSIDE&BACK、マホガニーNECK、ハカランダ指板&ブリッジ、実測42.7mmナット、25.4インチ・スケールのマーチン伝統のドレッドノート・ボディー。よく18と28の中間的モデルと評されることの多い21ですが、見た目はどちらかと言えば18寄り、サウンドは18と28の間というよりは28よりも更にハカランダ色が強くなった唯一無二のサウンドです!

しかし今回入荷の個体はブレーシングをスキャロップしているため、一般的なD-21サウンドとは少し趣を異にするように感じます。D-21のぎらついたエッジ感はやや抑え気味になり、よりふくよかで甘めのサウンドになっています。音だけ聞いているとD-28のハカランダ・サウンドに近いように感じます。恐らくスキャロップを施した以前のオーナーは、プリ・ウォーD-28辺りのサウンドを狙ってスキャロップ加工したものと思われますが、その点では成功していると言えるでしょう。フラットピックでかき鳴らせば、21らしいエッジ感はやや弱めな代わりに中低域のふくよかさが強調されたボリューム感のあるサウンドが得られますし、フィンガーで爪弾いても粒立ちが良くサスティーン、倍音も申し分ない美しいサウンドを響かせますので、21らしいクセの強いサウンドではありませんが、ある意味より汎用性の高いサウンドになっているかと思います!

楽器のコンディションは、上記スキャロップ加工以外にもいくらかの修理歴はありますが、弾くための楽器としてはきっちり調整されていますので、プレイヤビリティーは良好です。スキャロップ加工はかなり古い時代に加工されているようですが、丁寧な仕事です。この時期のマーチンに付きもののマーチン・クラックはPG内側にあり、接着&補強のクリートが打たれています。その際、PGはべっ甲柄の物にリプレイスされています。ネック裏の塗装はオーバー・スプレーされていますが、長年の使用でネック裏の塗装が剥がれたというよりは、少しリシェイプしているように見えます。緩めの三角グリップですが、握った感じ少し細目に感じるので、両サイドの肉を少し削った上からオーバー・ラッカーしているようです。まぁ全体的にプリ・ウォー的にモディファイしようとした感じですね。また、過去にPUを搭載していた時期があったようで、エンドピンの穴は広げられたものをまたオリジナルのサイズに戻した跡が確認出来ます。その他は細かいキズやウェザーチェックなど年式なりですが、取り立てて気になるような箇所は無いかと思います。

ネック・コンディションは良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.2mm、1弦側1.7mm程度とかなり低めのセッティングでプレイヤビリティーも抜群です。サドルにもまだ充分な余裕があります。フレットは1、2弦にいくらか減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの9割近い高さが残っています。

いくらか改造歴が有るため、相場よりお安めでのご提供!サウンド的には21を探されている方よりも28を探されている方にオススメのバランスの良いサウンドの1本です!

ケースは汎用のハード・ケースが付属します。

SN:241246