No Brand Cat's Eyes Custom D-45 Style/Jacaranda 1990年代
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90年代に東海楽器が手掛けたD-45スタイル・ハカランダ!!

1975年~80年代中頃まで知名度、人気共に盛隆を極めたトーカイ・キャッツ・アイ。当時はマーチンの日本総代理店で、一番マーチンを研究できたブランドとして今なお根強い人気のジャパニーズ・ブランドです。しかしそんなキャッツ・アイも80年代アコ冬の時代を乗り切る事は出来ず、一時国内での生産をしていない時期もありました。今回入荷の個体は、東海楽器がアコースティック・ギターの生産を再開した90年代に作られたカスタム・オーダー品。柾目のハカランダと美しいソリッド・アバロンが贅沢に使用された豪華絢爛な1本です!

ソリッド・スプルースTOP、ソリッド・ハカランダSIDE&BACK、1ピース・マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、実測43.5mmナット、645mmスケールのD-45スタイル。ヘッドにはキャッツ・アイお得意のトーチ・インレイ、45スタイル・スノウフレイクス・インレイや塗り込みのダルメシアンPG、スキャロップ・ブレーシングやロング・スロット・サドルなど、プリ・ウォーD-45を意識したカスタム・モデル。トーカイ楽器やキャッツ・アイのロゴなど、製造元を特定するものは一切ありませんが、東海楽器では再生産を開始したばかりの頃は、ディーラーを通してこのような何の名前も入れない(シリアルナンバーすら入っていません)カスタム・オーダー品を何本か製作したそうです。ネック・ブロックは東海製そのものですし、何より現物を東海楽器で見て貰い、自社製品に間違いないようだとのお墨付きも貰っていますので、トーカイ製である事は間違い無いようです。SIDE&BACKに使われているハカランダは近年稀に見る綺麗な柾目で、バック材には珍しい杢も出ていて、当時の最高級材が使われた事は想像に難くありません!

そのサウンドはハカランダらしいレスポンスが良くブライトなサウンドに、貝巻きモデルならではの煌びやかな倍音が加わり、優雅で美しいサウンドを響かせます!全体的にはエッジ感の強いハカランダ・サウンドながら、そこにキャッツ・アイらしい音の弾力性と広がり感、高音の澄んだスズのような倍音感などが混然一体となり、力強くも優美で艶やか、キラキラとした煌びやかさもある高級感溢れるサウンドをご堪能頂けます!

楽器のコンディションは年式なりの小キズや使用感、経年感やちょっとした補修歴等有りますが、キズ自体はまぁ少なめな方じゃないかと思います。補修歴としては、ネック・エンド部からサウンドホールに掛けて、1、6弦側共クラックが入り接着補修されています。現在はしっかり接着され、裏からは補強のクリートも入れられていますので、強度的な心配は無さそうです。そしてペグはオリジナルはゴトーのシールド・バック・クルーソン・タイプだったと思われますが、その後ゴトーのオープン・バックのバター・ビーン・タイプに交換され、現在はグローバー・ゴールドに交換されています。それに伴いペグのポスト穴は10mmに広げられ、クルーソン・タイプが付いていた時のネジ穴は穴埋め&タッチアップされています。オリジナルのペグは既に無くなっていますが、2代目のオープン・バック・タイプはケースに残っています。

ボディー・トップの1弦側サウンドホール脇はピッキングに因り塗装がいくらか剥がれている箇所があり、トップ全体的に細かいウェザーチェックも入っていますので、トップが一番経年感を感じます。SIDE&BACKはキズも少なく、かなり綺麗な方かと思います。日本製のギターに有りがちな塗装の白濁は、SIDEに極々僅かにその兆候が見られなくもないですが、白濁というほどの事でも無く、今後もそれが進んでくるような事は無いかと思います。ネックのヒール部には一部トップ・コートが剥がれたような形跡が有りますが、演奏上触るような箇所でも無く、見た目も目立ちませんので、気になるような事は無いでしょう。

ネック・コンディションは良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.6mm、1弦側2.2mm程度にセッティングされています。サドルにはもうあまり余裕はありませんが、2.5-2.0くらいまでなら何とか調整出来そうです。フレットはローフレットにいくらか減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの7割程度の高さは残っていますので、まだ当分はリフレットの心配も無いでしょう。

今から作ろうと思ってもこんな逸材はまず見つからないだろう贅沢極まりない究極のカスタム・ギターです!

ケースはキャッツ・アイのマーチン・レプリカ・ケースが付属します。