Taylor 712 1998年製
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SIDE&BACKの塗装に白濁が見られるため、格安のテイラー712!!

今や王者マーチンも脅かす巨大企業へと急成長を遂げ、その業績、知名度をグングンと伸ばし続けているテイラー・ギター。日本でもほんの20年前まではマイナーなブランドでしたが、近年ではどこの楽器屋さんを覗いても、マーチン、ギブソンに引けを取らないボリュームで陳列されているポピュラー・ブランドになりました。1974年に設立されたテイラー・ギターは、当初アコースティック・ギター・ブランドとして登場しますが、90年代後半頃からエレアコの生産にウエイトが置かれるようになり、今やどちらかと言えばエレアコ・ブランドとして認知されています。今回入荷はテイラーがエレアコ・メーカーに移行し始めた頃の98年製の712。まだ生アコにもしっかりウエイトが置かれていたころのピュア・アコーステックです!

ソリッド・スプルースTOP、ソリッド・インディアン・ローズウッドSIDE&BACK、トロピカル・マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、スキャロップ・ブレーシング、実測45mmナット、25.5インチ・スケールのグランド・コンサート・ボディー。ネックはテイラーならではの少し幅広で薄めのネック・シェイプで、低めの弦高設定と相まってプレイヤビリティーは抜群です!こちらの個体は、元々は生アコとして作られたものですが、後付けでL.R.Baggsのi-Beamパッシブが取り付けられています。前オーナーの方はこれをプリアンプに通し実戦で使っていたとの事ですが、音圧が相当低いので、正直実践向きじゃないように感じます。エレアコとして使用する場合には、他のPUに入れ替えてお使い頂いた方が良いと思います。なので、i-Beamはオマケ程度にお考え下さい。

サウンドはテイラーらしい素直でクリアーなサウンドながら、しっかりとした生アコ・サウンドをお楽しみ頂けます。グランド・コンサート・ボディーらしいレスポンスが良くハイからローまでバランスの良い出音で、充分な音圧感も感じられます。ピュア・アコ時代と近年のエレアコに特化してからの作りが何か違うのか?正直最近のテイラーよりしっかり生ギターらしいサウンドのように感じます。反応が良くバランスの良い出音ながらローズウッド・ボディーならではのしっかりとしたローも効いていて、そこに弾力性のあるミドル、艶やかで倍音豊かなハイなどが混然一体となり、クリアー且つ奥行き感のあるサウンドをご堪能頂けます!

楽器のコンディションは、キズの類は少なめで、まずまず綺麗なコンディションを保っていますが、UV塗装ならではの塗装の白濁があります。UV塗装は極薄のウレタン・フィニッシュをUVで短時間で硬化させる塗装技術ですが、しばしば塗膜の定着不良でこのような白濁が起きます。ラリビーやUV塗装に変わったばかりの頃のコリングスだと、杢目に沿って点々とシルバリングを起こし、塗膜の下にプツプツと銀色に見える箇所が出てきたりします。テイラーの場合は、もう少し面でヘッド・トップやネック・ジョイント部付近に塗装の白濁が見られることがしばしばありますが、今回入荷の個体はもう少し激しめに白濁しています。SIDE&BACKは杢目の引きに沿って全体的にふわ~っと白っぽく見える箇所があり、ネック・ジョイント部やヘッドの角、ペグ・ワッシャー部にも少し白濁が確認出来ます。見た目ちょっと汚らしく見えてしまいますが、タコマ・ギターのようにぺりぺりと剥がれてくる事はありませんので、見た目気にしなければ特に支障はありません。また、作られてから既に20年以上経過していますので、今後症状がどんどん悪化してくるような事も無いでしょう。キズに関しては、サウンドホール周りに長年のピッキングに因る塗装の剥がれや、小さい打痕、擦り傷など散見出来ますが、上記白濁が気にならない方なら取るに足らない些細なキズばかりかと思います。

ネック・コンディションは良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.3mm、1弦側1.6mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにもまだ余裕がありますが、さすがにこれ以上弦高を落とす必要も無いでしょう。フレットは少しだけ減っている箇所もありますが、一番減っている箇所でもオリジナルの9割程度の高さが残っていますので、まだまだ安心してお使い頂けます。

見た目よりもサウンドやプレイヤビリティー重視の方にオススメの格安の1本です!

オリジナル・ハード・ケース付き

SN:981102120