Thumb W-800 1970年代
  • 在庫あり
  • 配送期間:1-3日1

豪快なハカランダの杢目とアバロン・トリムが目を引くサムの上位機種W-800!!

またまたマニアックなギターが入荷して参りました!Thumb、、、親指です(笑)

発売元は今は無きテイハツですが、製造元は今も楽器業界の第一線で活躍する寺田楽器です。当時はマーチン・スタイルは勿論のこと、ギブソン・スタイル、ギルド・スタイル、ギャラガー・スタイルやグラマー・スタイルまで、当時流行ったギターは片っ端からコピーしていたなかなか統一性の無いブランドでした(笑)。今回入荷はW-800。当時のカタログを見るとW-1000っていうモデルが最上位機種だったようですが、ほぼ同じスペックかと思われます。

ソリッド・スプルースTOP、ラミネイト・ハカランダSIDE&BACK(バック3ピース)、マホガニーNECK、恐らくローズウッド指板&ブリッジ、実測43.6mmナット、650mmスケールのドレッドノート・ボディー。いわゆるD-41スタイルですが、ペグはグローバーUSA102G、ヘッドや指板までもアバロン風トリムが巻かれたなかなか豪華なルックスのモデルです。Thumbのロゴやヘキサゴン・インレイ、ボディー・トップのトリム&ロゼッタは本物の貝が使われていて、当時の日本のアコースティック・ギター事情から考えるとフラッグシップ・モデル的な気合いの入ったスペックになっています!ボディー・サイドにも本物ではありませんが、アバロン風トリムが施されていて、SIDE&BACKのハカランダの豪快な杢目と共になかなか高級感のある佇まいです。

サウンドはいかにもハカランダ!って感じのバリンバリンと豪快に鳴るサウンド!昭和のギターらしい無骨でストレートなサウンドに、ハカランダならではの反応の速いエッジ感のあるサスティーンが加わり、ブライトでラウドなサウンドを響かせます。SIDE&BACK合板のせいもあり、音は全体的に荒削りな感じは否めませんので、決して高級感のあるサウンドとは言えませんが、ハカランダらしいエッジ感のあるサウンドと、いかにも昭和の日本のギターって感じの無骨さが妙にマッチングしていて、これはこれでアリだなと思わせるサウンドをご堪能頂けることと思います!

楽器のコンディションは年式なりのキズや使用感、経年感があります。ボディー・トップにはコツコツとぶつけたような打痕や引き摺りキズ、サウンドホール近辺は激しいピッキング跡とそれに伴ういくらかの塗装の剥がれも有ります。バックにもバックルに因るキズや一部塗装が薄くなっている箇所等もあり、決して美品と言えるようなコンディションではありませんが、どのキズも長年使い込んできた事に因る自然なキズばかりで、そんなに派手に目立つキズもありませんので、40年以上現役で使われてきた楽器として考えれば、むしろ貫録を感じる佇まいかと思います。

ネック・コンディションも良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットは何度か擦り合わせもされているようで全体的にだいぶ低くなっていて、一番減っている箇所でオリジナルの5~6割程度の高さになっています。

見た目もなかなか豪華なギターですので、ジャパン・ビンテージ・ファンのみならず、多くの人にオススメの1本です!

ケースは汎用のチップボード・ケースが付属します。

SN:020184