YAMAHA GC-30B Jacaranda USED
  • 在庫あり
  • 配送期間:1-3日1

トップ接ぎ部修正有りの為、格安のヤマハ・ハカランダ・ガットGC-30B!!

ヤマハの高級手工クラシック・ギター、グランド・コンサート・シリーズのGC-30Bが入荷しました!

ソリッド・ジャーマン・スプルースTOP、ソリッド・ハカランダSIDE&BACK、マホガニーNECK、エボニー指板、ハカランダ・ブリッジ、実測52.8mmナット、実測650mmスケール。ラベルの製造年の箇所のインクが滲んでしまい、判読不能となってしまっているため、正確な製造年は判りませんが、このGC-30Bというモデルは1975年~生産が始まり、1983年には後継機種のGC-61へと継承されていくので、1980年前後の作である事は間違いありません。製作はもちろん江崎秀行氏。スペインの名工マヌエル・エルナンデスの製法や考え方を投入した、スペインのサウンドを追求したモデルです。因みにこのGC-30Bも後継機種のGC-61もカタログ・スペックでは弦長は660mmの筈なんですが、、何度測っても実寸のスケールは650mmです。

サウンドはコシが強く明るく力強く鳴るサウンド!店主はクラギの世界にはあまり造詣が深くないため、的確な表現が判りませんが、、(汗)、とにかく音がデカいと感じるのと、スプルース/ハカランダの組み合わせにより、明るく艶やかなサウンドである事は判ります。ブイーンと伸びのある低域に粘りのある中域、艶やかな高域などが混じり合い、ボリューミーでバランスの良いサウンドを響かせます!

楽器のコンディションはキズの類は少なめで、まずまずの美品コンディションなんですが、残念ながらボディー・トップのセンター接ぎ部が一度剥がれ、接着修理されています。サウンドホール~ブリッジまではほとんど目立ちませんが、ブリッジ~エンドに掛けては少し汚れが入り、黒っぽい筋が見えやや目立ちます。中からはブレーシングでしっかり接着され、表面から再接着していますので、今後お使い頂くのには不安はありません。大きく目立つキズはありませんが、光にかざして見ると、トップのサウンドホール脇にはピッキングや爪で出来な微細なキズが沢山確認出来ます。トップはセラック塗装なので、この位の経年感は致し方ない部分かと思います。また、木材の収縮率の違いに因り、指板とネックの境目に塗装のクラックが入り、指の腹で撫でるとややガサツキを感じます。が、演奏する上に於いては、全然気にならないかと思います。

ネック・コンディションは良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側3.5mm、1弦側2.8mm程度のセッティングになっています。その状態でサドルは1弦側1mm程度、6弦側1mm強ブリッジから出ています。フレットの減りは無く、ほぼ10割の高さが残っています。

現在江崎さんにハカランダS&Bのクラギを作ってもらうと120万円するようなので、、修理跡有りとは言え、とってもお買い得な逸品かと思います!

ヤマハ・ハード・ケース付き

SN:316