Cat's Eyes CE-800M 1978年製
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マーチン風なシェイド・バーストがめちゃ渋のトーカイ・キャッツ・アイCE-800Mが入荷しました!!

70年代から80年代に掛けて、絶大な人気を誇った東海キャッツ・アイ。当時はマーチンの日本総代理店という立場から、最もマーチンを研究できたメーカーとして、日本のアコギ・メーカーの代表ブランドのひとつでした。今でも当時のキャッツ・アイのギターは人気が高く、多くのファンを持つ人気のジャパン・ビンテージ・ブランドです!今回入荷は70年代後半の僅か数年のみ生産されていた「最高級ハンド・メイド・リミテッド・プロダクション」シリーズのCE-800M。マーチンD-18スタイルの中にもキャッツアイらしいスペックを持った稀少モデルです!

最高級スプルース単板TOP、最高級マホガニー単板SIDE&BACK、ホンジュラス・マホガニーNECK、ローズウッド指板&ブリッジ、スキャロップ・ブレーシング、メイプル・ブリッジ・プレート、塗り込みべっ甲柄PG、グローバーUSA102Cペグ、実測43.5mmナット、645mmスケールのドレッドノート・ボディー。

サウンドはマホガニー・サウンドにしてはやや硬めでブライトなサウンド!音の立ち上がりが良く、マホガニーらしいすっきりとした出音ながら、直進性に富んだ煌びやかなサウンドを響かせます。マーチンのD-18サウンドを想像すると、あの甘く柔らかいサウンドとは少し違い、やや硬質でアタック感の強いサウンドですが、その分遠達性のあるサウンドのように感じます。フラットピックで掻き鳴らせば、やや荒削りながら立ち上がりが良くブライトなサウンドが得られますし、フィンガーで爪弾いてもマホガニーらしいしなやかなサウンドながら、粒立ちが良く音の分離の良いサウンドが得られます!

楽器のコンディションは全体的には年式の割に相当綺麗なコンディションを維持していますが、残念ながらボディー・トップに1本、クラック・リペアーがあります。センターよりも少し1弦寄りのエンド部から10cm程のクラックが入り接着修理されています。そのすぐ横にも5cmほどと、6弦側指板脇にも同様のクラックっぽく見える箇所がありますが、こちらは塗装のクラックで木部のクラックではありません。他にウェザーチェックが全然ないので気付く程度のウェザーチェックですね。バックのセンターの木の接ぎ部に沿っても塗装割れがありますが、こちらも極自然な現象ですので、気にする程の事でも無いでしょう。また、PGの上の塗装に2cm程の塗膜の削れがあり、見る角度によっては少し白っぽく見えます。全体的に相当綺麗なだけに上部箇所が少し気になるかもですが、その他は小キズが散見出来る程度で、ジャパン・ビンテージに付きものの塗装の白濁も無く、非常に良いコンディションをキープしています。

ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.7mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットは全体的に擦り合わせされていて、全体的にオリジナル時の7割程度の高さになっています。

キャッツアイ・ファンにはもちろんの事、良質な国産ギターをお探しの方にもオススメのしっかり真面目に作られた事が伺える秀作です!

ケースはキャッツ・アイ・オリジナルのオールド・マーチン・レプリカ・ハード・ケースが付属します。

SN:870278