ウッド・ボディーのブルージーなサウンドが魅力のドブロ・ラウンド・ネックDWF-60が入荷しました!!
ドブロ・ギターはジョン・ドピエラとルディ・ドピエラのドピエラ兄弟によって1929年に創立されたリゾネーター・ギター・ブランドです。先にジョン・ドピエラが創設したナショナル・ギターと共にリゾネーター・ギターという分野を確立した、パイオニア的な伝統あるブランドです。今回入荷はそんなドブロの96年製ラウンド・ネックDWF-60。
メイプルBODY、メイプルNECK、ローズウッド指板、スパイダー・コーン、実測44.5mmナット、630mmスケールのラウンド・ネック。指弾きでもスライド・バーでも演奏可能なようにセッティングされたリゾネーター・ギター初心者にも扱いやすい1本です!
サウンドはドブロらしくワイルドに鳴る「いかにも」なリゾネーター・サウンド!リバーブ感たっぷりなラウドなサウンドで、メタル・モデルとはまたひと味違う、ウッド・ボディーならではの丸みのある泥臭さがたまりません。ドブロはナショナルに比べ、やや荒削りなサウンドの印象ですが、このサウンドこそがブルース系ギタリストを魅了して止まない所以でしょう!
楽器のコンディションは、ちょこちょこキズはありますが、年式の割には塗装の艶感も綺麗でまずまずの美品コンディションです。光にかざして子細に眺め回していくと、小キズの類はいくらか散見出来、1弦側のボディーの角の表と裏にはぶつけて塗装がチップしている箇所もありますが、約30年前に作られた楽器として見れば、取り立てて気になる程のキズは無いかと思います。1弦側のボディー・サイドにある2つの擦り傷がやや目立つかな~?くらいの感じです。
ネック・コンディションも良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側3.5mm、1弦側4.0mm程度とスライド、指弾きどちらにも対応出来るようなセッティングになっています。もしもスライド・バーは使わないという方ならサドルにはまだ余裕がありますので、サドルを削って弦高を下げる事も可能です。現在は弦ピッチが広めに取られていて、最終フレット辺りでは指板ギリギリに弦が通過していますので、サドルを削る場合には弦ピッチを少し狭めてもよいかも知れません。また、ナットもやや高めに切られていますので、スライド・バーは絶対使わないという方なら、ナットの溝ももう少し深くしても良いかも知れませんね。主にスライド・バーで使われていたようで、フレットの減りはほとんど無く、ほぼほぼ10割の高さが残っています。
リゾネーター・ギターのエントリー・モデルとしても最適なリーズナブルなモデル!スライド・バーに挑戦してみたい方にも最適なセッティングの1本です!
オリジナル・ハード・ケース付き
SN:D6 004 96