いい感じに日焼け&退色してまるでブラウン・トップのような激シブのルックスになった60's J-45 WRが入荷しました!!
1942年に生産が開始されて以来、いつの時代も数多のミュージシャンから愛され、その時々のサウンドを数々の名盤に残してきたギブソンを代表する人気モデルJ-45。その長い歴史の中で数々のマイナーチェンジを繰り返しながら、今なおギブソンの顔として人気の衰えないJ-45ですが、それぞれの年代、それぞれのスペックに色んな魅力があるからこそのご長寿モデルと言えるでしょう。今回入荷は2016年にカスタム・ショップで作られたワイン・レッドの60’sJ-45。新品時より日焼けして激シブなルックスになっためちゃカッコいい個体です!
スプルースTOP、マホガニーSIDE&BACK、マホガニーNECK、ローズウッド指板&ブリッジ、ストレート固定サドル、スキャロップ・ブレーシング、実測43.8mmナット、24.75インチ・スケールの16インチ・ラウンド・ショルダー。新品のワイン・レッド・カラーはもっと発色が良く赤みが強いですが、こちらの個体は経年で日焼け&退色が進み、まるでブラウン・トップのような激シブなルックスになっています!
そのサウンドはガツンとくるアタッキーでラウドなギブソン・サウンド!同じ60’sでもアジャスタブル・サドル仕様のものと、固定サドル仕様のものが存在しますが、やはり箱鳴り感は固定サドルに軍配が上がりますね。フラットピックで強めに弾けば、ギブソンならではの荒削りでエッジの立ったサウンドをご堪能頂けます。スキャロップ・ブレーシング仕様で、箱の反応も良く、箱鳴り感、サスティーン感共に充分にありますので、フラットピックでのプレイばかりではなく、フィンガー・プレイやソロ・プレイでも充分に使えるオールマイティーなサウンドに仕上がっています!また、こちらのモデルにはデフォルトでL.R.BaggsのエレメントVTCピックアップが搭載されていますので、ライブやレコーディングにも即対応可能です!
楽器のコンディションはキズもそこそこ見受けられ、ボディー・バックには謎の塗装荒れもありますので、決して極美品とは言えませんが、このルックスならではのヤレ感で悪くないと思います。PGのギブソン・ロゴもほとんど消えていて、トップには打痕が散見出来ますが、如何にも弾き込んできた楽器の風貌です。普通に見ている分にはあまり気になりませんが、ボディー・バックのショルダー部分に謎の塗装荒れがあります。光にかざして見ると、10cm四方位の範囲に塗装荒れがあり、手で撫でるとガサツキも感じます。恐らく何か化学繊維系の物に触れてこうなったのかと思いますが、、どんどん劣化が進みそうな感じはありませんし、まぁこれも激シブなルックスと相まってそんなには気にならないかと、、。
ネック・コンディションは良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.1mm、1弦側1.9mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはちょんちょんと弦の跡が見える程度で、一番減っている箇所でもオリジナルの9割以上の高さが残っています。
店主としてはちょっと自分の物にしたくなっちゃってる(笑)、見た目の雰囲気もサウンドも抜群の1本です!
ケースもオリジナルのハード・ケースが付属しますが、蓋の部分にこれまた謎の劣化が見られます。何か熱で溶けたような、、そんな感じですが、通常使用するのには何ら影響はありません。
SN:12106047