ウェザーチェックバリバリで既にビンテージのオーラさえ感じる93年製J-200!!威風堂々のサウンドです!!
マーチンD-45と共にキング・オブ・フラットトップの称号を与えられ、ギブソン・アコースティック・ギターのトップ・モデルとして君臨し続けるJ-200。1937年に当時の人気カウボーイ・スター、レイ・ウィットリーの為に作られたこのジャンボ・ボディーは、その華やかな装飾と、圧倒的なボディー・サイズで存在感を誇示します。その後もエルビス・プレスリーやブルース・スプリングスティーン、忌野清志郎などなど、多くの大物ミュージシャンに愛され、いつの時代もギブソンを象徴する憧れのギターとしてその存在感を遺憾なく発揮してきました!今回入荷は意外に珍しい90年代初期、93年製の一本。アコギの世界は93年のクラプトンのアンプラグド以降爆発的な再燃を遂げますが、80年代~90年代初期はアコギの生産量も極端に少なく、故に中古市場に出回ることの少ない稀少な時代の1本です!
ソリッド・シトカ・スプルースTOP、ソリッド・メイプルSIDE&BACK、メイプル/ローズウッド3ピースNECK、ローズウッド指板&ブリッジ、実測44mmナット、25.5インチ・スケールの17インチ・スーパー・ジャンボ・ボディー。フラワー・モチーフのPGにムスタッシュ・ブリッジが象徴的なトップ・モデルに相応しい威風堂々の佇まいです!
サウンドはジャンボ・ボディーらしいダイナミックでパワフルなメイプル・サウンド!コリッとしたメイプルらしい粒立ちの良い立ち上がりに、ジャンボ・ボディーならではのたっぷりと余裕のある中低音、艶やかで瑞々しさあふれる高音が絡み、このモデルならではのダイナミックでパワフルなサウンドを存分にご堪能頂ける事と思います。フラットピックで掻き鳴らせば、ドワンドワンと腹に響く低音に芯の太い中域、エッジ感の強いキラキラとした高音が混然一体となり、パワフルで存在感抜群のサウンドを響かせますし、フィンガーで爪弾いてもメイプルらしいコリッと粒立ちの良い出音にスキャロップ・ブレーシングならではの伸びのあるサスティーンが加わり、艶やかで瑞々しいサウンドを奏でます!
楽器のコンディションは、全身にびっしりとウェザーチェックが入り、既にビンテージ・ギターの貫禄すら感じる堂々の佇まい!全体的に塗装の艶感も落ちて来ていて、バインディングなどもかなり黄ばんできていますので、間違っても新品同様とは言えませんが、、ギブソンってこのくらいヤレてる方がカッコいいと思うのは私だけでは無いはず!長年使い込まれて来た事が窺えるルックスはなかなかシビレますよ(笑)。幸いピックガードのフラワー・モチーフはあまり削れも無く、かなり綺麗に残っていますので、J-200らしい威風堂々の雰囲気は損なわれていません。打痕や擦り傷なども当然散見出来ますが、経年感の割にはキズの類は少ない方かと思います。
ネック・コンディションも良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにもまだ充分な余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはローフレットを中心にいくらか減りが見られ、5フレ~10フレ辺りの低音弦側は擦り合わせされ低めになっていますが、一番減っている箇所でもオリジナルの6~7割程度の高さが残っています。
眺めているだけでお酒が進みそうな激シブ・ルックス(笑)!多少ヤレてる方がお好みという方にオススメの1本です!
オリジナルのハード・ケースもこの頃はゲーター柄の内ベロ付きというカッコよさ!
SN:91123032