バウンバウンと心地よく響くメイプル・サウンド!!アンセムSLがインストールされた95年製J-200が入荷しました!!
マーチンD-45と共にキング・オブ・フラットトップの称号を与えられ、ギブソン・アコースティック・ギターのトップ・モデルとして君臨し続けるJ-200。1937年に当時の人気カウボーイ・スター、レイ・ウィットリーの為に作られたこのジャンボ・ボディーは、その華やかな装飾と、圧倒的なボディー・サイズで存在感を誇示します。その後もエルビス・プレスリーやブルース・スプリングスティーン、忌野清志郎などなど、多くの大物ミュージシャンに愛され、いつの時代もギブソンを象徴する憧れのギターとしてその存在感を遺憾なく発揮してきました!今回入荷は95年製の個体。95年からは当時の日本の代理店、山野楽器さんが日本向けにのみ1958J-200というモデルをオーダーし始めましたが、こちらの個体はギブソン・オリジナルの方のJ-200です!
ソリッド・シトカ・スプルースTOP、ソリッド・メイプルSIDE&BACK、メイプル/ローズウッド3ピースNECK、ローズウッド指板&ブリッジ、実測44mmナット、25.5インチ・スケールの17インチ・スーパー・ジャンボ・ボディー。フラワー・モチーフのPGにムスタッシュ・ブリッジが象徴的なトップ・モデルに相応しい威風堂々の佇まいです!
サウンドはジャンボ・ボディーらしいダイナミックでパワフルなメイプル・サウンド!コリッとしたメイプルらしい粒立ちの良い立ち上がりに、ジャンボ・ボディーならではのたっぷりと余裕のある中低音、艶やかで瑞々しさあふれる高音が絡み、このモデルならではのダイナミックでパワフルなサウンドを存分にご堪能頂ける事と思います。フラットピックで掻き鳴らせば、ドワンドワンと腹に響く低音に芯の太い中域、エッジ感の強いキラキラとした高音が混然一体となり、パワフルで存在感抜群のサウンドを響かせますし、フィンガーで爪弾いてもメイプルらしいコリッと粒立ちの良い出音にスキャロップ・ブレーシングならではの伸びのあるサスティーンが加わり、艶やかで瑞々しいサウンドを奏でます!また、こちらの個体には後付けでL.R.BaggsのAnthem SLがインストールされていますので、ライブやレコーディングにも即対応可能です!
楽器のコンディションは年式なりの小キズや経年感があり、既にビンテージ・ギターのオーラすら感じる堂々の佇まいです。ボディー・トップにはびっしりとウェザーチェックが入り、貫禄充分な顔付きです。ギブソンって弾きキズやウェザーチェックが似合う楽器なので良いですよね!最近のギブソン・ファンにはキズを嫌う美品好きな人も増えてきましたが、、やはりギブソンはギタギタに弾き倒されていてこそナンボかと思います(笑)。ウェザーチェックの他にもちょっとした打痕や擦り傷なども散見出来ますが、経年感の割にはキズは少なめかと思います。ネックはメイプルとローズウッドの3層構造になっていますので、ヘッド裏のメイプルとローズの境目がやや目立ちますが、ネックの方には引けに因る段差も出来ていませんので、ネック裏の手触りは非常に良いです。
ネックはいくらか順反りの状態にセッティングされていて、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.7mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。トラスロッドはまだ回るには回りますが、、効いて欲しい箇所で効いてくれないので、現状のやや順反り気味の状態がバランス的にもベストなようです。と言うのは94年~95年のある一時期だけトラスロッドの頭が1/4インチ・サイズの細めのロッドが使用されている時期があります。こちらの個体もそのロッドなんですが、、このロッド、効きがイマイチなんですよね。なので現状やや順反り気味ですが、このまま使い続けても順反りが酷くなるという事は無いかと思います。サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはローフレットを中心にいくらか減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの7割程度の高さが残っています。
最近では新品も市場に出回る数が少なくなっているように感じます。良品中古となると尚更ですのでお探しだった方はお早めにご検討下さい!
上記理由でトラスロッド部分に関しては保証対象外とさせて下さい。
オリジナル・ハード・ケース付き
SN:90105002