近年稀に見る極上個体!!ワン・リング&レギュラー・ネックの62年製J-50が入荷しました!!
サウンド、コンディション共に抜群のJ-50が入荷しました!J-45のナチュラル・フィニッシュ・バージョンとして1942年に発表され、1947年頃から本格的な生産が始まったJ-50。J-45と並んで多くのミュージシャンから愛され、その時々のサウンドを数多くの名盤に残してきたギブソンを代表するもう一つの顔です。今回入荷は62年製の1本。憧れのワン・リング&レギュラー・ネック、薄ガードに艶ありセラミック・サドル期の逸品です!
スプルースTOP、マホガニーSIDE&BACK、マホガニーNECK、ハカランダ指板&ブリッジ、オリジナル艶ありセラミック・サドル、実測43.1mmレギュラー・グリップ、24.75インチ・スケールの16インチ・ラウンド・ショルダー。この年代のギブソンは、一言で60年代ギブソンと括られることも多いですが、62年はまだワン・リングでPGも塗り込みの薄いピック・ガードなど、50年代J-50に準ずるスペックで、64年以降の厚ガードJ-50とはやはりサウンド面でも一線を画します!
そのサウンドはアタッキーで爆発力のあるアジャスタブル・サウンド!50年代に比べ、ネックの厚みが薄くなっている分、ローのゴンゴン鳴る感じは少し控えめになりますが、その分ハイの抜けの良さが強調され、トレブリーで開いたサウンドは攻撃力抜群です。とは言え、薄ガードならではの箱鳴り感はしっかり有りますので、ローの出も良く、全体的にボリューム感たっぷりなサウンドを響かせます。フラットピックで掻き鳴らせば、耳をつんざくような荒削りでトレブリーな豪快なラウド・サウンドをご堪能頂けます。フィンガーで爪弾けばしっかりと箱で鳴っている中低域に、アジャスタブル・サドルならではの艶やかで煌びやかな高音が絡み、充分なサスティーンを伴ったサウンドが得られますので、プレイ・スタイルやジャンルを問わず、この年代ならではのギブソン・アジャスタブル・サウンドを存分にご堪能頂ける事と思います!
楽器のコンディションは、年式から考えると恐ろしく綺麗な極上コンディションです!ボディー・トップの6弦側膨らみ部、弾く時に丁度腕で隠れる辺りに8mm径くらいのやや目立つ打痕がありますが、、他が綺麗なだけにココがやや目立つ感じですね。薄ガード期に付きもののPGのラインに沿って入るクラックもありません。全体的に細かい上品なウェザーチェックはいくらか見られますが、ウェザーチェックも同年代の平均的な入り方からすると、かなり少なく塗装の艶感もいい感じです。ギブソンあるあるのヘッド先端の潰れは1弦側の先端に少しだけぶつけたキズがありますが、シェイプが変わる程でも無く、かなり良い状態でオリジナル・シェイプを維持しています。また、4弦のペグが少々曲がっていますが、こちらもよくあるクネクネのペグ程重症でも無く、操作性にも何ら影響ありません。その他にも当然小キズくらいは散見出来ますが、トータルで判断すればこの年代にしては奇跡的とも言える非常に良いコンディションと言えるでしょう!
ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.6mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。その状態でアジャスタブル・サドルはほぼ下がり切っていますので、これ以上弦高を落としたい場合にはネックの角度調整等が必要になってきますが、現状でも60年代ビンテージとしてはプレイヤビリティー抜群かと思います。フレットは全体的に減りが見られますが、元々この時代のギブソンのフレットは幅広の低めのフレットが採用されていますので、一番減っている箇所でもオリジナルの7~8割程度の高さが残っています。
近年では62年以前のギブソンは(と言うかそれ以降もですが、、)うなぎ上りに急騰を続けています。しかも球数自体が昔に比べると非常に少なくなっていますので、お探しだった方は是非お早めご検討下さい!
ケースは汎用のハード・ケースが付属します。
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