ザックザクのキラー・サウンド!!人気の旧代理店オーダー・モデルのアジャスタブル・ブリッジ仕様のJ-50が入荷しました!!
J-50はJ-45のナチュラル・フィニッシュ・バージョンとして1942年に発表され、1947年頃から本格的な生産が始まります。J-45と並んで多くのミュージシャンから愛され、その時々のサウンドを数多くの名盤に残してきたギブソンを代表するもう一つの顔です。J-45同様、その時々の流行り廃りに合わせて様々なマイナー・チェンジが行われてきたJ-50。それぞれの時代のそれぞれのスぺックから成るサウンドにはそれぞれの魅力があり、一つのモデルとして括るには難しいバラエティーに富んだサウンドがあります。今回入荷はギブソンの日本での旧代理店を務めていた山野楽器さんが日本向けにオーダーしたLTD J-50 Adj.。60年代J-50をリイシューしたアジャスタブル・ブリッジ・バージョンのJ-50です!
シトカ・スプルースTOP、マホガニーSIDE&BACK、マホガニーNECK、ローズウッド指板&ブリッジ、タスク製アジャスタブル・サドル、スキャロップ・ブレーシング、実測43.5mmナット、24.75インチ・スケールの16インチ・ラウンド・ショルダー。プラ・ツマミ・クルーソン・タイプ・ペグに2リング&ラージ・ガードのテッパンのルックス!山野楽器さんのオーダー品の特徴としてヘッド裏にシリアルとMADE IN USAの刻印無し、シリアルはネック・ブロックに印字されています。モデルによってはオレンジ・ラベルのモノも存在しますが、こちらのモデルは60年代同様バック・ストリップに「J-50 ADJ」の焼き印が入っています。ネックは現行のリイシューより気持ち幅が狭く、気持ち肉厚気味な、こちらも万人に弾き易いネック・グリップかと思います!
サウンドはゴキゲンなギブソン・サウンド!ザクザクと気持ちよく鳴ってくれます。バウンバウンと弾むようなローにコンプ感のあるミドル、チャリンチャリンとした艶がありながらも短めのサスティーンがいかにもギブソンらしいハイなどが混然一体となり、力強くも軽快なJ-50サウンドを響かせます。フラットピックで掻き鳴らせば、ギブソンらしい適度に暴れるサウンドで、パワフル且つ豪快に音が抜けてくれますし、フィンガーで爪弾いてもスキャロップ・ブレーシングによる適度なサスティーンと倍音感を伴ったサウンドが得られますので、プレイ・スタイルやジャンルを問わず、あらゆるプレイでゴキゲンなJ-50サウンドをお楽しみ頂けます!
楽器のコンディションは小キズこそ散見出来ますが、年式から考えればキズの類も少なく、まずまずの美品コンディションと言えるでしょう。トップには極小さいポチキズが散見出来、バックにも擦り傷等見つかりますが、ほとんどのキズが光の反射で見れば気付く程度の小さなキズばかりですので、20年落ちの楽器として見て気になる程のキズは無いかと思います。また、ネックの8フレット裏にちょこっとスタンド負けもありますが、演奏上気になるような事は無いかと思います。ヘッドにも小キズがちょんちょんと付いていますが、トータルで判断すれば、年式の割には綺麗な状態を維持していると言えるかと思います。
ネック・コンディションも良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。アジャスタブル・サドルはまだ上下どちらにも可動しますので、お好みの弦高にセッティング可能です。フレットはローフレットを中心にいくらか減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの7~8割程度の高さが残っています。
現在ではJ-50はマーフィー・ラボ仕様の物しか流通していないようです。お手頃価格のJ-50をお探しの方は是非お見逃しなく!
オリジナル・ハード・ケース付き
SN:03225008