GIBSON SJ Deluxe 1974年頃
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近年人気急上昇の70年代ギブソン!!74年頃のマホNECKサザン・ジャンボが入荷しました!!

J-45の上位機種として1943年から生産が開始されたサザン・ジャンボ。ギブソンを代表するラウンド・ショルダー・モデルとして人気を博しましたが、1960年に発売されたハミングバードの成功を受け、1962年からハミングバードと同じ、スクウェア・ショルダーへと仕様変更されていきます。サザン・ジャンボと言えばラウンド・ショルダーを思い浮かべがちですが、近年ではシェリル・クロウなどの使用により、スクウェア・ショルダー期のサザン・ジャンボも人気が上がってきました。今回入荷は74年頃の個体。レギュラー・ネック&Fixedブリッジで鳴りの良い個体です!

スプルースTOP、マホガニーSIDE&BACK、マホガニー3ピースNECK、ローズウッド指板&ブリッジ、ダブルXブレーシング、実測43.2mmナット、25.5インチ・スケールの16インチ・スクウェア・ショルダー。少しフェイドしたアイスティー・バーストが激シブの1本です!

サウンドはハイからローまでバランスよく音が出ていて、ボリューム感も有るパワフルなサウンド!一般的に70年代ギブソンは音が出ないという認識を持っている方が多いですが、決してそんな事はありません。ダブルXブレーシング構造により、ローがややタイトになり、ギブソン特有の暴れる感が少し大人しくなるため、ギブソン・ファンからは敬遠されがちですが、サウンド・バランスは非常に良く、全体的なまとまりもあり、ボリューム的にも60年代ギブソンと比べても引けを取らないと思います。60年代ギブソンのようなクセの強いサウンドから比べると、少し優等生的なサウンドに感じられると思いますが、これはこれで逆に色んなジャンルに適応出来るオールマイティーなサウンドと言えるでしょう。使ってみると意外に使いやすいサウンドかと思いますよ!フラットピックで掻き鳴らせば、ある程度まとまり感のあるサウンドながら、ギブソンらしい適度に暴れる荒削り感もあるサウンドが得られますし、フィンガーで爪弾いても反応が良くハイからローまでバランスの良い適度なサスティーンを伴ったサウンドが得られますので、意外にオール・ジャンルOKなマルチなサウンドかと思います!

楽器のコンディションはいくらかのキズや経年感などありますが、年式から考えるとキズやヤレ感も少なめで、かなりの極上コンディションです!打痕や擦り傷など全体的に散見出来ますが、50年前に作られた楽器として見て不自然なキズも無く、ギブソン・ファンなら気になる程のキズは無いかと思います。トップのブリッジ下にゴツンとぶつけた打痕がやや目立ちますが、、アイスティー・バーストの渋い雰囲気に隠れてそう気にならないと思います。ネック・ヒール部と6弦側ヒール横の肩にストラップピンの穴を埋めた跡もありますが、まぁこちらもビンテージ・ギターとして考えれば、、

ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側1.9mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにももう少しだけ余裕があります。フレットは1、2弦を中心にいくらか減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの7割程度の高さが残っています。

 70年代ギブソンを弾く前から敬遠されている方も多いかと思いますが、、、弾いてみれば目からウロコの大納得のサウンドですよ!

 ケースも貴重な70年代ギブソン・ハード・ケースが付属しています。

SN:A004336