販売済HEAD D/Jacaranda 1978年製

SOLD OUT

  • 在庫あり
  • 配送期間:1-3日1

激レア中の激レア!!カワセ楽器さんプロデュースの超珍品HEAD!!

またまた見た事も無いような超珍しいギターの入荷です!HEADというブランド・ロゴがヘッドに入ったギター。神田の老舗中の老舗カワセ楽器さんがプロデュースしていたギターのようです。今のように大手楽器店が勃興する前の時代からカワセ楽器さんはプロ・ミュージシャンも御用達のアコギ弾きにとっては憧れのプロ・ショップでした。そんなカワセ楽器さんが、マーチンやギブソンにも負けないクオリティーの高いギターを国内で製造販売していた事で有名なマスター・ブランドは皆さんご存知かと思いますが、マスター・ブランドやビリー・ブランドを販売していた70年代の一時期、このヘッド・ブランドも作られたそうです。マスター、ビリーはそれぞれ製作していたルシアーさんは違いますが、こちらのヘッドはかの中出阪蔵さんが製作されたものだそうです。日本のクラシック・ギターの基礎を築いた中出阪蔵さんですから、多忙の中、僅か10数本の製作でこのヘッド・ブランドは姿を消してしまったらしいです。現存するヘッドのギターは激レア中の激レア・アイテムかと思います!

ソリッド・スプルースTOP、ソリッド・ハカランダSIDE&BACK、マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、ノン・スキャロップ・ブレーシング、実測41.8mmナット、650mmスケールのドレッドノート・ボディー。ネック・グリップはかなり細めでヘッドも薄く作られているのにそのパワフルなサウンドには驚きです!

そのサウンドは武骨にバリンッと鳴るいかにも昭和のパワフル・サウンド!ガツンッと音が立ち上がり、タイトながら基音の太いローに芯の太いミドル、煌びやかと言うよりはギラギラと鳴るハイなどが混然一体となり、パワフルで密度の高いサウンドを響かせます。こんなにネックが細いのによくぞこんなにパワフルなサウンドになるものだと感心させられるサウンドで、フラットピックで掻き鳴らせば、ちょっとうるさいくらいのパワフル・サウンドをご堪能頂けます。かなりブライトでエッジ感の強いサウンドですので、柔らかい音の方がお好みの方には不向きかも知れませんが、逆にフィンガーで爪弾いた時にはブライトなサウンドがなんとも心地よく、一音一音がつるんと艶のある倍音に包まれて透明感のある美しく広がるサウンドをご堪能頂けます!

楽器のコンディションは年式なりのキズや使用感、経年感があり、修理歴も多数あります。ボディーには複数本のクラック・リペアーがあり、まずボディー・トップのセンター接ぎ部分は、サウンドホールからブリッジまで、ブリッジからエンド部まで一度剥がれたようで接着修理されています。特にブリッジ下のクラックは少し木が変形していて、センター部が山なりになっていますので、触るとかなりのガサツキを感じますが、接着自体はがっちりとされていて、裏からは補強のクリートがかなり多めに貼られていますので、今後もこの状態を維持していくと思います。また、1弦側の指板脇にもクラックが入っていますが、こちらは裏のタン・ブレースでしっかり止まっているようです。1弦側のサイドには5cmほどのクラック修理がありますが、こちらは表面上ほとんど分からないと思います。バックにはセンター・シーム脇に4本ほどのクラックが入り、長いものはほぼ上から下までクラックが入っていますが、それぞれしっかり接着され、裏からは補強のクリートやプレートが貼られていますので、強度的な心配は無さそうです。経年感としては、ネックに巻かれたバインディングがギルドやグレッチのように各所にパリパリとひび割れが入っています。意識して触ると凸凹を感じますが、普通に弾いている分には特に違和感はありません。その他弾きキズや打痕等それなりにありますので、決して美品ビンテージとは言えませんが、まぁこの年代の手作りのギターらしい歳の取り方かと思います。

ネック・コンディションは良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.7mm、1弦側2.1mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにももう少しだけ余裕がありますので、もう少しなら弦高調整も可能です。フレットは極端に減っているような箇所は無く、一番減っている箇所でもオリジナルの7割程度の高さが残っています。

レア過ぎて「このメーカーを探していた!」なんて方は居ないと思いますが(笑)、ハカ単板物としてもリーズナブルな1本かと思います!

オリジナル・ハード・ケース付き

SN:300175