HEADWAY HD-407 1979年製
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超レアなカタログ外モデル!!ヘッドウェイ流D-35スタイルHD-407が入荷しました!!

信州松本に工場を構えるヘッドウェイ・ギター。1977年創業のヘッドウェイ・ギターはいつの時代もその価格からは想像を遥かに超えるハイ・クオリティーな製品を世に送り出してきた日本を代表する、アコースティック・ギターのトップ・ブランドです。そんなヘッドウェイも1983年に起きた、2度に渡る工場火災に因り、一時期アコースティック・ギターの生産を中止せざるを得ない状況に追い込まれます。その後、多くのファンからの熱い想いに応える形で1999年に復活を遂げ、以降現在に至るまで高品質でハイ・コスト・パフォーマンスな製品を世に送り出しています。今回入荷はそんな稀少な昭和ヘッドウェイの中でも更にレアなHD-407。当時のカタログには掲載されなかった超レア・モデルです!

ソリッド・スプルースTOP、ローズウッドSIDE&BACK、マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、ノン・スキャロップ・ブレーシング、ローズウッド・ブリッジ・プレート、実測43mmナット、644mmスケールのD-35タイプ。バック材はまず間違いなく単板かと思われます。サイド材も杢目は合ってるように見えますが、、当時の価格を考えるとTOP&BACK単板でSIDE合板と言う見方が有力かと思います。昭和ヘッドウェイの400番シリーズと言えば000スタイルの筈ですが、、恐らく79年後半にモデル名や仕様ががらりと変わったタイミングのどさくさで誕生したと思われるモデルです。生産本数は判りませんが、78年のカタログにも80年のカタログにも掲載されなかった、マニアからは幻と呼ばれる超レア・モデルです!

そのサウンドはヘッドウェイらしいトルク感満点の押し出しの強いサウンドながら、40番台のような煌びやかさも感じられるサウンド!一般的な昭和ヘッドウェイの武骨で骨太なサウンドから比べると、やや繊細なサウンドのように感じます。35スタイルなので、その気になって弾いてみると35風な甘さもあるような?無いような?(笑)。。とにかく115に代表される骨太サウンドからすると、繊細で煌びやかなサウンドかと思います。フラットピックで掻き鳴らせばヘッドウェイらしい爆音の中にもキラキラとした倍音感も感じられるゴージャスなサウンドを響かせますし、フィンガーで爪弾いても甘く優しいサウンドの中に倍音豊かなハイが絡み、他の昭和ヘッドウェイとはまた一味違う魅力あるサウンドをご堪能頂けます!

楽器のコンディションはそれなりのキズや使用感、経年感などありますが、年式から考えるとまずまずの美品コンディションと言えるでしょう。ボディー・トップにはいくらか打痕があり、特に1弦側肩部のPG上辺りに打痕が集中しています。ピックで小突いたというよりは、何か硬い物をぶつけたような打痕が多数確認出来ますが、光の反射で見なければあまり気付かない程度のキズばかりです。バックにも衣服で擦れたようなスレや擦り傷、一部塗装の白濁もありますが、いずれのキズもビンテージ品として見れば取り立てて気になる程でも無いかと思います。ネックは1フレット裏にポツンと打痕が1つありますが、それ以外は綺麗で演奏性もスムーズです。

ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側1.7mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはローフレットを中心に少し減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの8~9割程度の高さが残っています。

昭和ヘッドウェイ・ファンにはもちろんの事、手頃でしっかりした造りのギターをお探しの方にもオススメの「お値段以上ヘッドウェイ」です!

ケースは汎用のハード・ケースが付属します。

SN:2163