HEADWAY HD-520 1980年製
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稀少モデル!!昭和ヘッドウェイのフラッグシップ・モデルHD-520が入荷しました!! 

信州松本に工場を構えるヘッドウェイ・ギター。1977年創業のヘッドウェイ・ギターはいつの時代もその価格からは想像を遥かに超えるハイ・クオリティーな製品を世に送り出してきた日本を代表する、アコースティック・ギターのトップ・ブランドです。そんなヘッドウェイも1983年に2度に渡る工場火災に因り、一時期アコースティック・ギターの生産を中止せざるを得ない状況に追い込まれます。その後、多くのファンからの熱い想いに応える形で1999年に復活を遂げ、以降現在に至るまで高品質でハイ・コスト・パフォーマンスな製品を世に送り出しています。今回は工場火災前のいわゆる昭和ヘッドウェイ時代の逸品、HD-520の入荷です!

スプルースTOP、ローズウッドSIDE&BACKのオール単板ボディーにマホガニー1ピースNECK、エボニー指板&ブリッジ、実測43mmナット、646mmスケール、本べっ甲塗り込みピックガード、ノンスキャロップ・ブレーシングというヘッドウェイ伝統のスペック。ヘッドウェイ・オリジナルのヘッド・シェイプやイーグル・インレイ、オリジナル・シェイプのピックガードなど、創業間もない頃ののマーチン・レプリカからよりオリジナル色の強いモデルを売り出していこうと、79年頃から登場した500番シリーズの実質的にフラッグシップ・モデルとなった意欲作です。

サウンドはヘッドウェイらしい骨太で豪快に咆哮するパンチの効いたパワフル・サウンド!ヘッドウェイのサウンドはやや硬めの傾向があり、エッジ感の強いサウンドですが、ノン・スキャロップ・ブレーシングならではの密度の高いサウンドで、力強くトルクの効いたサウンドをご堪能頂けます。ゴツンと力強い低音に、芯が太く且つ適度な弾力性も感じられる中域、艶やかで芯のはっきりした、それでいて煌びやかな倍音感を纏った高音などが混然一体となり、骨太でありながら煌びやかなサウンドを奏でます。フラットピックで掻き鳴らせば、エッジ感の強いギラギラのパワフル・サウンドが得られますし、フィンガーで爪弾けば1音1音の粒立ちが良く、しっかりと存在感のあるバランスの良いサウンドが得られますので、プレイ・スタイルやジャンルを問わず、オールマイティーにお使い頂ける質の高いサウンドかと思います!

楽器のコンディションは、小キズこそ点在するものの、年式から考えるとキズも少なくかなりの美品コンディションを保っています!ボディー・トップはPG上にピッキング跡が見て取れ、PG周辺や指板脇にもポチキズがいくらか付いていますが、いずれのキズも光の反射で初めて分かる程度の極些細なキズばかりですので、まず気になるような箇所は無いでしょう。ボディー・バックにも衣服で擦れたようなスレ程度の擦り傷はいくらか付いていますが、こちらも取り立てて気になるような箇所は無いかと思います。ヘッド・トップの6弦ペグポスト脇にこちっとぶつけた打痕はやや目立ちますが、、、この程度のキズを気にしていては昭和物には手を出せないですね。。(笑)。また、過去にPUを搭載していた時期があったようで、エンドピンの穴は広がっています。そこにボディーの内側から六角レンチで締め付けるタイプの普通サイズのエンドピンが付けられていて、ピンの根元がいくらか穴に埋まっています。が、普通にストラップは付けられます。こちらの個体は2010年にヘッドウェイ工場にて百瀬さんに因り点検調整されていますので、コンディション的には文句なしのコンディションと言えるでしょう!

ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.6mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはローフレットを中心にいくらか減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの8割程度の高さは残っていますので、まだまだ安心してお使い頂けます。

同じ昭和ヘッドウェイでも、上位機種は市場に出回る数が少ない稀少品です!お探しだった方はお早めに!

オリジナル・ハード・ケース付き

SN:004268