昭和ヘッドウェイ幻の名器HD-530を新たな解釈でリイシューした百瀬恭夫氏渾身の逸品!!ほぼキズ無しの新品同様極上中古で入荷です!!
信州松本に工場を構えるヘッドウェイ・ギター。作りの確かさとサウンド・クオリティー、トータルでのコスト・パフォーマンスに抜群の評価を受ける日本を代表するアコースティック・ギター・ブランドです。そんなヘッドウェイ・ギターにはアジア工場で生産されるユニバース・シリーズから、カスタム・ショップで製作される完全ワンオフのカスタム・モデルまで、価格帯にして2万円台~100万円超えのものまで様々なモデルが存在しますが、どのモデルを取っても、その価格から考えられるクオリティーを遥かに上回るハイ・クオリティーな製品を世に送り出しています。今回入荷は2018年に作られた百瀬氏作のカスタム・モデルHD-530 Vintage Mahogany Phoenix。2017年よりミーティングを重ね、百瀬氏自身どんな作品を作りたいかを話し合い実現した作品。昭和ヘッドウェイの上位機種HD-530とHD-550を基本としながら現在の百瀬氏の持てる技術とアイディア遺憾なく発揮して頂いた百瀬氏渾身の逸品です!
セレクティッド・アディロンダック・スプルースTOP、セレクティッド・ビンテージ・マホガニーSIDE&BACK、ホンジュラス・マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、フェニックス・インレイ、セミ・フォワード・シフト・ノン・スキャロップ・ブレーシング、実測43.4mmナット、645mmスケールのヘッドウェイ伝統のHDボディー。このギターの企画はHD-530×2本、HD-550×1本の三部作で構成されていました。HD-530の2本はマホガニーSIDE&BACK、550はハカランダSIDE&BACKをチョイスし、同じマホ・ボディーでもサウンド・キャラクターを変える為、シンガポール・マホガニーとビンテージ・マホガニーに分けました。こちらの個体に使われているビンテージ・マホガニーは、昭和の時代から百瀬さんが自宅で大切に保管していたホンジュラス・マホガニーを厳選して使って頂きました。シンガポール・マホとの音分けは素晴らしく、こちらの個体は如何にもマホらしい、クリアーで抜けの良い、且つウォームで奥行きのあるサウンドに仕上がっています!そしてそれぞれのヘッドにはドラゴン、イーグル、フェニックスというヘッドウェイらしいカスタム・インレイを使用。こちらの個体には細かいレーザー彫刻が美しいフェニックス(鳳凰)インレイがあしらわれています。
そのサウンドはヘッドウェイらいい爆発力のあるパワフルなサウンドと、マホ・ボディーならではの素直で透明感のあるサウンドが融合した素晴らしいサウンドです!ヘッドウェイらしい立ち上がりが良く、やや硬質なサウンドの中に、ホンジュラス・マホガニーならではのふくよかな倍音感、すっきりと抜けるサスティーン感などが加わり、如何にも高級で上質なサウンドを響かせます。フラットピックで掻き鳴らせば、マホ・ボディーとは思えないくらいのパワフルで押し出しの強いアタッキーなサウンドを響かせますし、フィンガーで爪弾けば一変、ホンジュラス・マホガニー特有の甘く優しい包容力に溢れた癒しのサウンドを奏でますので、あらゆるジャンルやプレイ・スタイルで本物のマホガニー・サウンドを存分にご堪能頂ける事と思います!
楽器のコンディションはほとんど使用感の無い、ほぼキズ無しの新品同様極上コンディションです!「ほぼ」と言うのは、、、光にかざして子細に眺めていくと、ボディー・トップの1弦側の肩部、PGの上辺りに1mmにも満たない小さな小さなポチキズが2つ付いています。恐らく硬めのピックでコツッと叩いちゃったのでしょう。。フィニッシュがラッカー故に付いてしまった極小さい小キズですが、キズに敏感な方でも許容頂けるくらいに微細なキズかと思います。その他はPG上にピッキング跡が数本見え、光にかざしてよくよく見るとボディー・バックに衣服で擦れたようなスレらしきモノが数本見つかる程度で、ほぼほぼ新品時の状態を維持しています。
ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにもまだ充分な余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはローフレットに少しだけ減りが確認出来ますが、一番減っている箇所でもオリジナルの9割程度の高さが残っています。
今回同時にシンガポール・マホ・バージョンも入荷しております!どちらも甲乙付けがたい名器ですので、是非このチャンスをお見逃しなく!
オリジナル・ハード・ケースとスペック・シートには後日頂いた百瀬さんの直筆サイン入りです!
SN:3082