細部にまでこだわりまくったカスタム・オーダー品!!ほぼキズ無しの新品同様極上中古が入荷しました!!
信州松本に工場を構えるヘッドウェイ・ギター。作りの確かさとサウンド・クオリティー、トータルでのコスト・パフォーマンスに抜群の評価を受ける日本を代表するアコースティック・ギター・ブランドです。そんなヘッドウェイ・ギターにはアジア工場で生産されるユニバース・シリーズから、カスタム・ショップで製作される完全ワンオフのカスタム・モデルまで、価格帯にして2万円台~100万円超えのものまで様々なモデルが存在しますが、どのモデルを取っても、その価格から考えられるクオリティーを遥かに上回るハイ・クオリティーな製品を世に送り出しています。今回入荷は当店お得意様がこだわりにこだわったスペックで百瀬氏にオーダーした1本!ヘッドウェイのパワフルなサウンドと12フレット・ジョイントのふくよかさが融合した逸品です!
セレクティッド・アディロンダック・スプルースTOP、セレクティッド・インディアン・ローズウッドSIDE&BACK、セレクティッド・シンガポール・マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、エボニー・ロッド・バー(カーボン補強入り)、スキャロップ・ブレーシング、実測44.5mmナット、645mmスケールの12フレット・ジョイント・ドレッドノート・ボディー。良く見て欲しいのがモデル名がHSJではなくHSDという点。それまでのヘッドウェイの12フレット・ジョイント・ボディーはギブソン・スタイルのHJボディーを流用していましたが、よりマーチン・スタイルにこだわったHDの12フレット・ジョイントと言う点が肝です。ぱっと見同じですが(笑)、以前のHJボディーは405mmほどのボディー幅があったのに対し、このHSDボディーはマーチンの12フレット・ジョイント・ボディーとほぼ同寸の約395mm。たった1cmの違いですが、長時間のプレイではやはり弾き心地に差が出てきます!また、通常のトラスロッド仕様では無く、よりウッディーなサウンドを狙ってロッドは補強入りのエボニー・ロッドが選択されています。エボニー・ロッドの両サイドには補強のカーボンが仕込まれていますので、ネックはビシッと真っすぐです。あと細かい事ですが、、このポジション・マーク、見た事無いですよね?オーダーした方の百瀬愛が炸裂し(笑)、百瀬恭夫氏のイニシャル、Y.M.をデザインしたこのモデルのみに使用された特注ポジション・マークが入れられています。
サウンドはとにかく爆音!ヘッドウェイの真骨頂ここにあり!って感じで、バリンッと立ったサウンドで、激しくラウドに咆哮します。ヘッドウェイらしいやや硬質なサウンドに、12フレット・ジョイントならではの深みのある中域が加わり、力強くもふくよかなサウンドを響かせます。フラットピックでストロークしていると、あまりエボニー・ロッドっぽさは感じません。当店でも散々色んなパターンのエボニー・ロッドを作ってもらいましたが、、何せ百瀬さん、強度を第一優先する方なので、この頃のエボニー・バーは驚くほど頑丈なんですよね。マーチンのエボニー・ロッドのあの甘さってやはりネックの剛性の弱さあってこそのサウンドのようです。とは言え、フィンガーで爪弾いた時にはエボニー・ロッドらしい甘く優しい、それでいて煌びやかさも感じられるうっとりするようなサウンドを奏でますので、あらゆるジャンルやプレイ・スタイルでこの楽器の持つポテンシャルを存分にご堪能頂ける事と思います!
楽器のコンディションはほぼキズ無しの新品同様の極上コンディションです!遠目にも目立つようなキズは皆無で、ぱっと見、、というかじっくり見ても(笑)、新品のように見える美しい状態を維持しています。トップの塗装にいくらか引けが確認出来ますので、経年感は少し感じますが、塗装の焼けも無く、PG上にはピッキング跡すら見つかりません。
ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.6mm、1弦側2.1mm程度と、工場出荷時の百瀬セッティングのままです。サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはローフレットに僅かな減りが確認出来ますが、一番減っている箇所でもオリジナルの8割程度の高さが残っています。
現在では最早新品で手に入れることが叶わなくなった百瀬作品。12フレット・ジョイントに興味があったけど、ネック幅の問題で手を出せなかった、、なんて方には是非お試し頂きたい素晴らしいサウンドの逸品です!
オリジナルのハード・ケースと仕様書には百瀬氏直筆サイン入りです!
SN:3230