最早新品での入手は叶わなくなった巨匠百瀬恭夫氏作のカスタム・モデルが大量入荷しました!!こちらはキューバン・マホ尽くしのOMモデルの逸品!!
信州松本に工場を構えるヘッドウェイ・ギター。作りの確かさとサウンド・クオリティー、トータルでのコスト・パフォーマンスに抜群の評価を受ける日本を代表するアコースティック・ギター・ブランドです。そんなヘッドウェイ・ギターにはアジア工場で生産されるユニバース・シリーズから、カスタム・ショップで製作される完全ワンオフのカスタム・モデルまで、価格帯にして2万円台~100万円超えのものまで様々なモデルが存在しますが、どのモデルを取っても、その価格から考えられるクオリティーを遥かに上回るハイ・クオリティーな製品を世に送り出しています。今回はそんなヘッドウェイを長年牽引してきたヘッドウェイの顔にしてマスター・ルシアーだった故百瀬恭夫氏のカスタム・モデルが大量に入荷しました!
セレクト・アディロンダック・スプルースTOP、セレクト・キューバン・マホガニーSIDE&BACK、セレクト・キューバン・マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、ロング・スロット・サドル、’34セミ・フォワード・シフト・スキャロップ・ブレーシング、実測44.5mmナット、645mmスケールのオーケストラ・モデル。このモデルの最大の特徴は、SIDE&BACK、ネックに至るまで幻と言われるキューバン・マホガニーを採用している点。オーダー見積もり時、SIDE&BACK&NECKをキューバン・マホで指定したらオプション価格で30万円近くアップした記憶がありますので、キューバン・マホの逸品をお探しだった方にとっては超絶お買い得な1本かと思います!
そのサウンドは、キューバン・マホらしいアタッキーでブライトに抜けるサウンド!通常のホンジュラス・マホガニーのサウンドに慣れた耳で聴くと、とてもマホガニーとは思えないようなエッジ感とブライト感があります。よくホンジュラス・マホとキューバン・マホの違いは、インディアン・ローズウッドとハカランダのサウンド傾向の違いに例えられますが、まさにローズウッドで言うとハカランダのようなエッジ感とブライトな抜けを持ったのがキューバン・マホ・サウンドの特徴かと思います。ネック材までキューバン・マホを使用した事で、よりブライトで直進性に富んだ爆発力のあるサウンドになっているように感じます。フラットピックで掻き鳴らせば、音の立ち上がりが良くエッジ感のきついブライトでラウドな豪快サウンドを響かせます。フィンガーで爪弾いても、キューバン・マホの反応よい音の立ち上がりに、マホらしい透明感のあるサスティーン、スキャロップ・ブレーシングの深みのあるリバーブが絡み、うっとりするような美しい音色を存分にご堪能頂ける事と思います!
楽器のコンディションはキズの無い新品同様の極上コンディションです!ネック裏の塗装にやや艶が出て来ていて、フレットもほんの少し減っていますので、全く使わなかったという訳では無いようですが、よほど丁寧に扱っていたのでしょう、キズの類は見当たりません。光にかざして子細に眺め回して見ても、PG上にもピッキング跡すら無く、ほぼほぼ新品時の状態を維持しています。
ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにもまだ充分な余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはローフレットに僅かな減りが確認出来ますが、一番減っている箇所でもオリジナルの9割程度の高さが残っています。
キューバン・マホを贅沢に使いましたので、新品オーダー時にはちょっと驚くような値段だったこのモデル。この仕様にビビッと来た方にとっては超絶お安いお買い得過ぎる逸品かと思います!
スペック・シートとオリジナル・ハード・ケースには百瀬氏の直筆サイン入りです!
SN:3202