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最早新品での入手は叶わなくなった巨匠百瀬恭夫氏作のカスタム・モデルが大量入荷しました！！こちらは正統派ホン・マホのD-18スタイルの逸品！！

信州松本に工場を構えるヘッドウェイ・ギター。作りの確かさとサウンド・クオリティー、トータルでのコスト・パフォーマンスに抜群の評価を受ける日本を代表するアコースティック・ギター・ブランドです。そんなヘッドウェイ・ギターにはアジア工場で生産されるユニバース・シリーズから、カスタム・ショップで製作される完全ワンオフのカスタム・モデルまで、価格帯にして2万円台～100万円超えのものまで様々なモデルが存在しますが、どのモデルを取っても、その価格から考えられるクオリティーを遥かに上回るハイ・クオリティーな製品を世に送り出しています。今回はそんなヘッドウェイを長年牽引してきたヘッドウェイの顔にしてマスター・ルシアーだった故百瀬恭夫氏のカスタム・モデルが大量に入荷しました！

セレクト・アディロンダック・スプルースTOP、セレクト・ホンジュラス・マホガニーSIDE&BACK、セレクト・ホンジュラス・マホガニーNECK、エボニー指板＆ブリッジ、ロング・スロット・サドル、百瀬最終形エボニー・ロッド、実測44ｍｍナット、645ｍｍスケールのドレッドノート・ボディー。2014年から始まった百瀬さんのエボニー・ロッドは補強無しからカーボン補強入り、Ｔ型に組んだエボニー・ロッド等々色んな事を試してきましたが、こちらのモデルのエボニー・ロッドが百瀬さんが導き出したサウンドと強度どちらも兼ね備えた最終形です。硬いエボニーを通常のエボニー・ロッドより僅かに太くし、それをしならせたモノがロッドとして入れられています。これにより、カーボン補強入りよりも更に強度の高いネックが完成しました。そしてもう1つ特徴的なのが44ｍｍワイドのネック・グリップ。43ｍｍだと少し細く感じ、44.5ｍｍだと気持ち幅広に感じるというお客様の要望に真摯に応えた44ｍｍネック。シェイプは百瀬さんのいつものソフトＶシェイプなので、鈍感な私にはあまり違いが判りませんが、、（笑）。案外44.5ｍｍよりも気持ち細いネックをお探しの方は多いのかも、、。

サウンドは百瀬作ならではのパワフルでトルクの強いサウンド！SIDE&BACKはホンジュラス・マホガニーなんですが、マホの甘さより百瀬サウンドの爆発力の方が勝っていて（笑）、コリングスも顔負けの超パワフルで直進性に富んだサウンドになっています。エボニー・ロッドの特徴としては、金属ロッドのような金属質な倍音では無く、ピュアでクリアーな倍音が特徴かと思いますが、、マーチンのようなフワンとしなるサウンドを期待すると裏切られます（笑）。やはりネックの強度が上がると、あのふにゃっとした柔らかさは無くなり、剛性の高いサウンドになるようです。こちらの個体もレスポンスが良くクリアーでテンション感のあるサウンドになっていますので、音だけ聴いてこれがエボニー・ロッドとすぐに分かる人も居ないんじゃないかと思います。金属ロッドの物としばらく弾き比べしているうちに、中域の甘さみたいなものが少し違うかな～？くらいの感じです。フラットピックで掻き鳴らせば、バリッとエッジの立った豪快サウンドの中にもマホらしい軽やかさも感じられる爆音を響かせますし、フィンガーで爪弾けば透明感のある美しい音色にスキャロップ・ブレーシングに因る伸びのあるサスティーンが加わり、美しくも切れの良い癒しのサウンドを奏でますので、あらゆるジャンルやプレイスタイルで、ワンランクもツーランクも上の極上のマホガニー・サウンドをご堪能頂ける事と思います！

楽器のコンディションは、キズらしいキズも無い新品同様の極上コンディションです！ネック裏の塗装が僅かに半艶状になり、少しだけフレットの減りも確認出来ますので、全く弾いてなかったという訳では無いようですが、キズらしいものは見当たりません。光にかざして仔細に眺めて見ても、気になるようなキズは見つからず、ほぼほぼ新品時の状態を維持しています！

ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.2ｍｍ、1弦側1.7ｍｍ程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにもまだ充分な余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはローフレットに僅かな減りが確認出来ますが、一番減っている箇所でもオリジナルの9割以上の高さが残っています。

今となってはどんなにお金を積んでも新品では入手が叶わなくなってしまった百瀬さんの作品。ほぼほぼ新品でこのお値段なら超絶お買い得かと思います！

スペック・シートとオリジナル・ハード・ケースには百瀬氏の直筆サイン入りです！

SN:3280