MARTIN D-18 1976年製
  • 在庫あり
  • 配送期間:1-3日1

まるで50年代物のような風貌の76年製D-18!!ヤレ感マシマシの為、格安の1本です!!

1932年に生産が開始されて以来、常にD-28の好敵手として在り続け、ミュージック・シーンを支えてきた人気モデルD-18。マーチンと言えばとにかくD-28が中心的な存在ですが、D-18こそがマーチンのマーチンたるサウンドだと言うファンも多く、D-28と並び永遠のスタンダードと呼ぶに相応しいマーチン社が生み出した傑作モデルです!今回入荷は76年製の1本。全体的にかなりのヤレ感があり、クラック修理等も有る為、格安の1本です!

スプルースTOP、マホガニーSIDE&BACK、マホガニーNECK、ローズウッド指板&ブリッジ、ノン・スキャロップ・ブレーシング、ローズウッド・ブリッジ・プレート、実測43mmナット、25.4インチ・スケールのマーチン伝統のドレッドノート・ボディー。シンプルな装飾と、飾り気のない素直で透明感のあるサウンドが魅力です!

そのサウンドはマホガニーらしい素直で透明感のある音色ながら、ボディーが良く反応していて、思いの外ラウドなサウンド!ハイからローまでバランスよくフルレンジに鳴ってくれ、マホガニーらしい明るく弾力性に富んだサウンドで、70年代マーチンならではの包容力抜群のサウンドを響かせます。フラットピックで掻き鳴らせば、反応が良くボリューム感たっぷりなパワフル・サウンドが得られますし、フィンガーで爪弾けば、マホならではの透明感のあるリバーブ感に包まれた美しいサウンドが得られますので、フラットピックからフィンガーピック、ソロまでオールマイティーにこなせるマーチンのテッパン・サウンドを存分にご堪能頂ける事と思います!!

楽器のコンディションは、いくらかの修理歴と、年式以上の経年感があります。まず修理歴としては、マーチンに付きもののマーチン・クラックがPG外側のラインに沿って8cmほどの長さで入り、接着修理されています。PG自体も交換されていますが、ベベル・エッジ加工された物をオリジナルの位置に落とし込んでいますので、見た目の雰囲気は悪くないです。またPG下、ボディー・エンド部から13cmほどのクラックが入り接着修理されています。表面上はオーバー・ラッカー等されていないので、やや目立ちますが、上記マーチン・クラック含め、がっちり接着され、裏からは補強のクリートも打たれていますので、強度的な心配はありません。全体的にかなり焼けていて、見た目は50年代のような風格ですが、塗装面に全体的に劣化が見られます。身体や衣服が触れる1弦側サイドのウエスト部やバックのお腹が当たる箇所は全体的に塗装が荒れていて、艶が無くなっています。また、ボディー・エンド部やネック・ヒール部、ネックの10フレット裏にはギター・スタンドのゴムやストラップの化学繊維等でやられたと思われる塗装の溶けや黒ずみが見られます。ヘッドにストラップを巻いていた時期もあるようで、0フレット裏辺りにも塗装の荒れが確認出来ます。ペグはグローバーからウェーバリー製のオープン・バック・ペグに交換されています。全体的に年式の割には相当ヤレ感がありますので、決して美品ビンテージとは言えませんが、これはこれで妙な迫力があり、この手のルックスがお好きな方も居るのでは?

ネック・コンディションは良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.8mm、1弦側2.0mm程度にセッティングされています。サドルにはもうほとんど余裕はありませんが、現状でも70年代マーチンとしてはプレイヤビリティー良好かと思います。フレットはリフレットされた上でローフレットにいくらかの減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの8割程度の高さが残っていますので、まだまだメンテナンス・フリーでガンガン弾き倒して頂けます。

70年代マーチンもこのところ急速な高騰を続けています。多少やれ感強めとは言え、この風貌、このサウンドでこのお値段はお値打ちな1本かと思います!

ケースは汎用のハード・ケースが付属します。

SN:372673