70年代マーチンらしい爽やかで温かみのあるマホガニー・サウンド!!かなり状態の良い77年製D-18が入荷しました!!
1932年に生産が開始されて以来、常にD-28の好敵手として在り続け、ミュージック・シーンを支えてきた人気モデルD-18。マーチンと言えばとにかくD-28が中心的な存在ですが、D-18こそがマーチンのマーチンたるサウンドだと言うファンも多く、D-28と並び永遠のスタンダードと呼ぶに相応しいマーチン社が生み出した傑作モデルです!今回入荷は77年製の1本。ウェザーチェック等ありますが、全体的に見てかなり状態の良い逸品です!
スプルースTOP、マホガニーSIDE&BACK、マホガニーNECK、ローズウッド指板&ブリッジ、ノン・スキャロップ・ブレーシング、ローズウッド・ブリッジ・プレート、実測43mmナット、25.4インチ・スケールのマーチン伝統のドレッドノート・ボディー。シンプルな装飾と、飾り気のない素直で透明感のあるサウンドが魅力です!
そのサウンドはマホガニーらしい素直で透明感のある音色ながら、ボディーが良く反応していて、思いの外ラウドなサウンドになっています!ハイからローまでバランスよくフルレンジに鳴ってくれ、マホガニーらしい明るく弾力性に富んだサウンドで、70年代マーチンならではの包容力抜群のサウンドを響かせます。フラットピックで掻き鳴らせば、反応が良くボリューム感たっぷりなパワフル・サウンドが得られますし、フィンガーで爪弾けば、マホならではの透明感のあるリバーブ感に包まれた美しいサウンドが得られますので、フラットピックからフィンガーピック、ソロまでオールマイティーにこなせるマーチンのテッパン・サウンドを存分にご堪能頂ける事と思います!
楽器のコンディションは、全体的には年式の割にはかなり綺麗なコンディションを維持しています!トップにはびっしりとウェザーチェックが入っていますが、自然な感じでいかにもビンテージってオーラを放っています。この年代のマーチンに付きもののマーチン・クラックはPG内側のラインに沿ってうっすらと確認出来ますが、表面上はほとんど目立ちません。内側からはしっかりと補強のクリートも打たれていますので、強度的な心配もありません。PG自体は交換されていますが、かなり早くに交換したのか?PG表面には少し下の杢目が浮き出て来ていて、ぱっと見はオリジナルのように見えます。エッジを綺麗に丸めたPGに交換されていますので、いかにもオリジナル風でカッコいいです。その他にはサウンドホール周りに少しピッキングに因る塗装剥がれがあったり、ちょっとした打痕や擦り傷も散見出来ますが、ベアクロウ気味のトップの杢と相まって気になる程のキズは無いかと思います。SIDE&BACKにも擦り傷程度はちらほら見えますが、こちらも年式から考えれば相当綺麗なコンディションと言えるでしょう。ネック裏にはキズはほとんど無く、演奏性も非常にスムーズです。
ネックは過去に一度リセットされているようで差し角もばっちり、ネック・コンディションも良好で綺麗にストレートです。現状での弦高は12フレット上で6弦側2.4mm、1弦側1.8mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットは擦り合わせされていてローフレット側は少し低く見えますが、一番減っている箇所でもオリジナルの7割程度の高さが残っています。
70年代マーチンもこのところ急速な高騰を続けています。このコンディション、このサウンドでこのお値段なら絶対お買い得な1本かと思います!
オリジナル・ブラック・ケース付き
SN:395938