MARTIN D-28 Brazilian Rosewood 1983年製
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貴重なハカランダSIDE&BACKのD-28!!マーチン3世&4世サイン入りペーパーラベルが付いた特別な逸品が入荷しました!!

言わずと知れたマーチン・ギターの定番中の定番D-28。1931年に登場して以来、常にミュージック・シーンの中心に在り続け、数多のミュージシャンを魅了し、数多くの名盤の中にそのサウンドを残してきた、マーチンのみならず、アコースティック・ギターの代名詞とも言える永遠のスタンダード・モデルです。今回入荷はそんなD-28の83年製の1本。SIDE&BACKに稀少なハカランダ材が使われた逸品です!

スプルースTOP、ブラジリアン・ローズウッド(ハカランダ)SIDE&BACK、マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、スタンダードXスキャロップ・ブレーシング、スクウェア・チューブ・ロッド、メイプル・ブリッジ・プレート、ヘリンボーン・トリム、ロング・スロット・サドル、実測43.1mmナット、25.4インチ・スケールのマーチン伝統のドレッドノート・ボディー。こちらのモデル、1984年に25本のみ限定生産されたとされるビンテージ・シリーズのD-28ハカランダと同等の物かと思われます。ボディー内には上記モデルに付いているビンテージ・シリーズのペーパーラベルが貼られ、マーチン3世と4世の直筆サインが入っています。(直筆サインはかなり薄くなっていますが、、汗、)、そしてネック・ブロックにはD-28とシリアルのみの刻印。恐らく84年限定とされるD-28Vハカランダと同じものかと思われますが、、不思議とこちらのモデルはフォワード・シフトでは無くノーマル・シフトです。以前他社様で販売されていた同モデルにはフォワード・シフト・スキャロップ・ブレーシングとの記載がありました。どちらも存在したのか、誤った記載だったのかは不明ですが、どちらにせよ84年限定のD-28Vハカランダと同等の物かと思われます。ネック・グリップは後年のビンテージ・シリーズ同様Vシェイプ・ネックですが、Vのシェイプがかなりきつめで、握った感じはかなり細く感じます。

サウンドはマーチンらしいしなやかな弾力性に富んだサウンドに、ハカランダならではのキラキラとした倍音が絡み、ブライトでエッジ感強めの上質で気品あふれる美しいサウンドになっています!しっかりと芯のあるふくよかなローにマーチンでしか味わえない柔らかく上品にしなる中域、艶やかで瑞々しい倍音を伴った高音が混然一体となり、うっとりとするような気品溢れる癒しのマーチン・サウンドを奏でます。フラットピックで掻き鳴らせば、ハカランダらしいバリッとエッジ感きつめのパワフル・サウンドを響かせますし、フィンガーで爪弾けば、艶やかで美しい音色にマーチンならではの柔らかいリバーブ感が加わり得も言われぬ美しい癒しのサウンドをご堪能頂けます!

楽器のコンディションは、年式なりの経年感はありますが、キズの類は少なめで、まずまずの美品コンディションと言えるでしょう。このモデル、元々は極薄のセルロイド製べっ甲柄の塗り込みPGだったと思われますが、現在はダルメシアン柄の後貼りPGに交換されています。恐らくマーチン・クラックを恐れて早めに交換されたのでしょう、PG両サイドのクラックはありません。また、ペグはオープン・バックで正解かと思いますが、以前にロトマチック・タイプを付けていたような形跡があり、ヘッド・トップにワッシャー跡が付いています。現在はウェーバリーのオープン・バックになっていますが、ペグを外すとペグの下からロトマチック・タイプを付けていた時のネジ穴が出てきます。ボディーは全体的にびっしりとウェザーチェックが入り経年の貫禄を感じますが、キズの類はポツポツ散見出来る程度です。1弦側のブリッジ斜め下の打痕がやや深くやや目立つかな~?くらいの感じです。ネックの2フレット裏辺りと10フレット裏辺りにスタンドかストラップでやられたような塗装荒れがありますが、演奏上は特に気にならないかと思います。

ネック・コンディションは良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。その状態でサドルは1、6弦側共に1.5mmほどブリッジから出ています。フレットはいくらか減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの8割程度の高さが残っています。

今後どんどん入手困難になっていく事が目に見えているハカランダ・マーチン。一生モノのアコギとしてもオススメのお買い得な逸品です!

ケースはグランド・オープリーのようなモールド・ケースが付属していますが、内装がやや厚めなので、アランフェスのケースじゃないかと思います。

SN:445004