マーチン至高のゴールデン・エラ・シリーズ!!ほとんどキズの無いシリーズ最高峰のOM-45 GEが極美品にて入荷しました!!
マーチンの様々な名器の、それぞれのモデルの黄金期と呼ばれる時代のスペックを可能な限り現代に蘇らせたゴールデン・エラ・シリーズ。1995年にD-18GEが発表され、その後1999年にはD-28GE、2001年にはD-45GEが次々と発表され、多くの話題と人気を集めました。しかし28や45に使われていたハカランダ材の枯渇と高騰から、2006年には遂にハカランダ系のゴールデン・エラ・シリーズは生産中止となってしまいました。マホガニーSIDE&BACKのD-18GEやOM-18GEは2009年頃まで生産されていましたが、現在ではオーセンティック・シリーズに引き継がれ、なかなかハードルの高い高額商品となっています。今回入荷はそんな貴重なハカランダSIDE&BACKのゴールデン・エラ・シリーズの中でもD-45 GEと並び最高峰モデルとして君臨したOM-45 GE。OM-45 GEは1999年に16本が生産され、2001年~2005年まで生産されましたが、当然生産量は少なく、1999年~2005年までに生産された総数はD-45 GEよりも少ない123本。当時日本にどれくらいの数が輸入されていたかは不明ですが、間違いなくD-45 GEよりも更に稀少な1本かと思います!
アディロンダック・スプルースTOP、ブラジリアン・ローズウッド(ハカランダ)SIDE&BACK、マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、プリ・ウォー・スタイル・スキャロップ・ブレーシング、実測45.3mmナット、25.4インチ・スケールのオーケストラ・モデル。バーティカル・ロゴに45スタイル・スノウフレイクス・ポジション・マーク、45スタイルのアバロン・トリム&ロゼッタが燦然と輝く存在感バツグンの出で立ち!SIDE&BACKに使われているハカランダは半柾半板の杢目ですが、如何にもハカランダらしい黒い筋の入った良材が使用されています。
サウンドもマーチンらしい華やかで美しい弾力性も感じられる極上サウンドです!OMボディーらしいレスポンスの良いローに、マーチンならではのゆったりとした奥行きと弾力性のあるミドル、貝巻きモデル特有の煌びやかな倍音を伴ったスズ鳴り感たっぷりなハイなどが混然一体となり、優美で美しい、且つ耳当たりの優しい癒しのサウンドを奏でます。フラットピックで掻き鳴らせば、ロング・スケールならではの張りのあるボリューム感満点のダイナミックなサウンドを響かせますし、フィンガーで爪弾けば、レスポンスが良くキラキラと輝くような美しくふくよかなサウンドを奏でますので、あらゆるジャンルやプレイ・スタイルでマーチンの最高級機種ならではのエレガントなサウンドをお楽しみ頂けます!
楽器のコンディションは、ほとんどキズの無いほぼほぼ新品同様の極上コンディションです!遠目にも目立つようなキズは無く、ぱっと見にはデッドストック品と言われても違和感の無い美しい状態を維持しています。光にかざしながら子細に点検していくと、PG上にはピッキング跡が確認出来、トップの1弦側エンド部付近のアバロン・トリム脇に3mmくらいのうっすらとした打痕が見つかりますが、よほど注意深く見ない限り気付きもしないような些細なキズですので、20年以上経過した中古品として見ればほぼキズ無しと言える状態かと思います。その他にはヘッド・トップに弦の先で撫でたような微かなスレが数本見つかる程度で、年式から考えればここまで綺麗な個体は無いくらいに良い状態を保っています。フレットはリフレット済みで、その際ナットはマンモス・アイボリーから牛骨に交換されています。オリジナルのマンモス・アイボリー・ナットも付属していますが、こちらに戻す場合には、ナットの底上げ等必要になるかと思います。45GEにのみ使用されたマンモス・アイボリー製のドットの大きいブリッジ・ピン&エンド・ピンはオリジナルを維持しています。
ネック・コンディションも良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側1.9mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットは一度リフレットされ、その上でいくらか弾かれていますが、一番減っている箇所でもオリジナルの9割程度の高さが残っています。
ゴールデン・エラ・シリーズをコレクションしている方も多いですが、このモデルも揃ってますという方はなかなか居ないのでは?マーチン社至高の最高級モデルを是非ご堪能下さい!
オリジナル・ハード・ケース付き
SN:874609