フィンガーピッカーに特化した名シリーズ、モーリスSシリーズ初期の最上位機種S-130の極美品中古が入荷しました!!
ヤマハと共に日本のミュージック・シーンを牽引してきたモーリス。1970年代~80年代初頭に掛けては「モーリス持てばスーパー・スターも夢じゃない」をキャッチフレーズに、売れに売れまくっていた日本を代表するアコギ・メーカーです。そんなモーリスが90年代後半からのフィンガーピック・ブームを受け、2000年頃から始めたのがSシリーズです。今回入荷はそんなSシリーズ初期の最上位機種S-130。ほとんどキズの無いほぼほぼ新品同様の極美品個体です!
ソリッド・イングルマン・スプルースTOP、ソリッド・インディアン・ローズウッドSIDE&BACK、マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、実測45.5mmナット、652mmスケールのベネチアン・カッタウェイ・グランド・オーディトリアム・ボディー。美しいアバロン・ロゼッタ&トリムや、スキャロップXブレーシングにノン・スキャロップ・トーン・バーなど、最上位機種に相応しい豪華且つ繊細な配慮が行き届いた名作です!
そのサウンドは、爽やかでレスポンスの良いクリアーなサウンド!スプルース・トップのレスポンスの良い立ち上がりに、ローズウッドSIDE&BACKによる基音のしっかりとした、それでいて爽やかな倍音を纏ったサウンドが融合し、クリアーで抜けの良いサウンドながら、しっかりとした芯のあるバランスの良いサウンドを奏でます。フラットピックでストロークなんかしても、低音もしっかり効いた反応の良い爽やかなサウンドを響かせますので、歌モノのバックなんかにも充分使えると思います。フィンガーで爪弾いた時の色気のあるサウンドは流石で、弾き手のピッキング・ニュアンスの強弱を的確に発音してくれますので、演奏の幅も広がる事と思います!
楽器のコンディションはほとんどキズの無いほぼ新品同様の極美品コンディションです!ぱっと見には新品のような美しさを維持しています。光にかざしながら子細に点検していくと、ボディー・トップの1弦側エンド部付近に1~2mmのうっすらとした線状の浅いキズが1つ、ボディー・バックには衣服で擦れたような微かなスレ程度は見つかりますが、いずれのキズも光の反射を利用して相当根気よく見ない限り気付きもしないような些細なモノばかりですので、20年落ちの楽器として見れば充分新品同様と言える極上のコンディションかと思います!
ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側1.9mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにもまだ充分な余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはローフレットを中心に少し減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの8割程度の高さが残っています。
レスポンスの良い爽やかなサウンドですので、お家での寛ぎタイムにポロポロから本格ステージ使用までオールマイティーに使える1本です!
2000年代当時の新品の販売価格は¥360.000+税くらいの高級機種でした。
オリジナル・ハード・ケース付き
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