M.Shiozaki D-5 1939 Mint Collection Jacaranda 2022年頃
  • 在庫あり
  • 配送期間:1-3日1

塩崎雅亮氏の手に因る1939年D-45のパーフェクト・リイシュー!!ほぼ使用感無しの新品同様極上個体が入荷しました!!

国内屈指のベテラン・ギター・ビルダーであり、シーガル・ギターを主宰する塩崎雅亮氏。国内のギター・ビルダーとしてはダントツの知名度を誇る塩崎氏ですが、ビンテージ・マーチン研究家の第一人者としても有名です。彼ほどビンテージ・マーチンに精通し、語り、そしてそれを再現できるルシアーは、世界広しと言えども右に出る者はいないとまで言われる日本が誇るマーチン・ギター研究家であり、ギター・ビルダーです。今回入荷は2022年頃に作られたD-5。1939年のD-45の実器から綿密な採寸を行い、塩崎氏の解釈を盛り込んだ1939D-45のパーフェクト・リイシューです!

ソリッド・トリファイド・アディロンダック・スプルースTOP、ソリッド・プレミアム・ハカランダ(ブラジリアン・ローズウッド)SIDE&BACK、ホンジュラス・マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、39年スタイル・リア・シフト・スキャロップ・ブレーシング、実測43.2mmナット、25.4インチ・スケールのD-45スタイル。アバロン貝によるトーチ・インレイやヘキサゴン・インレイがが美しく、ボディーのトリム&ロゼッタにはメキシコ貝と日本鮑による繊細なインレイが輝きます。木材の材質の密度や重量からなる音色を考慮し、トップ板とブレーシングにはトリファイド・アディロンダック・スプルースを使用、手にした時のリアルな重量感はもちろん、1939年にリア・シフト。ブレーシングに変更された時期に、同時に変更されたトップ材が薄くなったトップ厚も忠実に再現されています!

サウンドは煌びやかで優美な究極の45サウンド!反応が良くブライトに立ち上がるサウンドに、マーチン譲りのふくよかな弾力性、貝巻きモデルならではの煌びやかな倍音などが混然一体となり、優美で高級感溢れるサウンドを奏でます。スキャロップ・ブレーシングならではの余裕のあるたっぷりとしたローに、マーチン譲りのふくよかで奥行きのあるミドル、煌びやかで倍音豊かなハイなどが混然一体となり、美しくもボリューム感たっぷりなサウンドを響かせます。この手のギターはあんまりフラットピックでガシガシと掻き鳴らすような楽器では無いと思いますが(笑)、フラットピックでストロークなんかしても弾むような低音に奥行きのある中域、煌びやかでブライトな高音などが混じり合い、音圧感も充分な広がりのあるサウンドを響かせます。フィンガーで爪弾いた時の瑞々しさは特筆もので、甘く優しい、それでいて芯のしっかりとした懐の深いサウンドに、倍音豊かで瑞々しいメロディーが絡み、自分で弾いていても腕が何割か増しに聞こえるようなうっとりとする優美で華やかなサウンドを楽しめます!

楽器のコンディションはほとんどキズの無いほぼほぼ新品同様の極上コンディションです!仕上げはミント・エイジドと言う、キズは付けずに経年に因るウェザーチェックのみが施された極薄のラッカー・フィニッシュになりますので、全身に細かい上品なウェザーチェックが入り、導管に沿った塗装の引けはありますが、キズの類はほとんど見当たりません。光にかざしながら子細に眺め回していくと、ボディー・バックには衣服で擦れたような微かなスレが見えなくも無いですが、全体のビンテージ仕上げに因る塗装の引けの方が目立つくらいなので、まず気になるレベルでは無いかと思います。また、バックの1弦側エンド部付近にポツンとキズに見えなくもない極小さい凹みが3つ見つかりますが、、こちらもキズと言うよりは単なる塗膜の引けのようにも見えますので、一応中古品として見て、気になる程のモノは何も無いかと思います。

ネック・コンディションも良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにもまだ充分な余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはローフレットにほんの少し減りが確認出来ますが、一番減っている箇所でもオリジナルの9割程度の高さが残っています。

近年では塩崎氏ご本人が全て作った作品自体がなかなか入手困難となっております。新品同様のコンディションでこのお値段ならお値打ちな逸品かと思います!

ボブレン・ハード・ケース付き

SN:0092