TAMA TG-160 Jacaranda 1978年頃
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幻級のお宝ブランドTAMAの最上位フラッグシップ・モデル、TG-160が入荷しました!!

数あるジャパン・ビンテージ・ブランドの中でも特に高品質で稀少性が高く、且つ探しているファンの多いブランドTAMA。少し後から登場したイバニーズのアートウッド・シリーズ同様オール単板ボディーと、出来るだけ化学製品を排除したウッディーな造形で人気を博した昭和の伝説的なブランドです!当店にもTAMA、Ibanezはちょこちょこ入荷しますが、ほとんどがWEB掲載前に店頭で販売完了となってしまうくらい稀少性が高く人気のブランドです。今回はたまたま当店のお得意様方には行き渡ったモデルだった為(笑)、WEBアップまで漕ぎつけました!

ソリッド・ジャーマン・スプルースTOP、ソリッド・ハカランダSIDE&BACK、マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、ノン・スキャロップ・ブレーシング、本べっ甲PG、実測43.5mmナット、実測641mmスケールのドレッドノート・ボディー。ウッド・バインディングや本べっ甲PGなど、出来る限り天然素材を活かした作りで、ウッディー且つ存在感抜群の佇まいです。SIDE&BACKのハカランダは半柾半板の杢目で、如何にもハカランダらしい杢目の良材が使用されています。

サウンドはトルク感のあるパワフルで遠達性に富んだ力強いサウンド!カツンと音が立ち上がり、ハカランダらしい音のエッジ感を伴って豪快なサウンドを響かせます。タイトながら胴を震わすようなローに力強いトルク感を感じるミドル、キラキラと言うよりはギラギラとしたエッジのきついハイなどが混然一体となり、ローズウッド・モデルやマホガニー・モデルとは明らかに違う、重厚且つブライトなハカランダ・サウンドをお楽しみ頂けます。フラットピックで搔き鳴らせば、しっかりとした重心を感じさせながらもバリバリと咆哮するようなパワフル・サウンドが得られますし、フィンガーで爪弾いてもレスポンスが良く音の粒立ちも綺麗な艶やかなサウンドを奏でますので、あらゆるジャンルやプレイ・スタイルで伝説のTAMAサウンドを存分にご堪能頂ける事と思います!

楽器のコンディションは、ジャパン・ビンテージに付きものの塗装の白濁がボディー・サイドにほんの少し確認出来ますが、年式から考えるとキズの類は極端に少なく、なかなかお目に掛かれないエクセレント・コンディションです!ボディー・トップにはポツポツと打痕が散見出来、バックにもちょっとした擦り傷等ありますが、作られてから既に50年近く経過している楽器として見れば、気になる程のキズは無いかと思います。よくよく見ると、ボディー・バックの肩部の両サイドのエッジ付近に杢目に沿って塗装の引けが強い箇所があり、1弦側の肩部には一応接着剤を流し込んで固めているようです。ボディー内部はブレーシングとジャバラでしっかり押さえられていますので、強度的な心配はありません。6弦側の方は塗装表面が引けているだけのようです。その他にはネックの11フレット裏辺りに1.5cmほどのサリサリッと擦ったキズがやや目立ちますが、凹みはほとんどありませんので、演奏上気になるような事は無いかと思います。サイドの白濁も「強いて言えば」程度のうっすらとした白濁傾向なので、よくあるジャパン・ビンテージの白濁から考えればまず気になるレベルでは無いかと思います。

ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.6mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにももう少しだけ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットは1、2弦を中心に減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの7~8割程度の高さが残っていますので、まだ当分はリフレットの心配も無いでしょう。

滅多にお目に掛かれない幻級のブランドTAMA!しかもフラッグシップ・モデルのTG-160ともなると千載一遇の出物かと思います!

ケースは汎用のハード・ケースが付属しています。

SN:81001130