テイラー・ナイロン・シリーズ最上位機種NS72ceが入荷しました!!
今やマーチンと肩を並べる大手アコースティック・ギター・メーカーへと急成長したテイラー・ギター。その使い勝手の良さから、多くのプロ・ミュージシャンがライブやレコーディングでテイラー・ギターを多用し、王者マーチンも最近ではテイラーを追いかけるような新製品を出すなど、アメリカのアコースティック・ギター市場では外すことの出来ないビッグ・メーカーとなり、日本でもここ20年ほどで認知度を急速に上げ、今や売上シェア、人気共にマーチン、ギブソンと肩を並べる3大アコースティック・メーカーになりました。今回入荷は個体数の少ないエレガット・シリーズの最上位機種のNS72ce!現在では生産完了してしまっている貴重な上位機種です!
ソリッド・ウエスタン・レッド・シダーTOP、ソリッド・インディアン・ローズウッドSIDE&BACK、トロピカル・マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、実測48.2mmナット、25.5インチ・スケールのグランド・コンサート・カッタウェイ・ボディー。現在ではオール単板ボディーのエレガットは生産されていないようですので、お探しだった方はお見逃しなく!
生音はシダー・トップらしい柔らかな立ち上がりにナイロン弦ならではの甘く伸びのあるサスティーンが加わり、すっきりとした癒しのサウンドを奏でます。クラシック・ギターを専門とされている方からすれば決して高級な生ガット・サウンドとは言えないと思いますが、LM系で使うのに丁度よいすっきりとした出音かと思います。プラグイン時にはクリアーでナイロン感たっぷりなエレアコ・サウンドが得られますので、普段エレキやアコギがメインの方のサウンド・バリエーションとしてはうってつけかと思います!
楽器のコンディションは、トップのブリッジ下にやや目立つ打痕がありますが、その他は取り立てて気になる程のキズは無く、まずまずの美品コンディションを保っています。ボディー・トップの3弦ブリッジ下辺りに1.5cmほどの線状の打痕があり、塗膜が潰れていて少し離れて見てもやや目立ちます。その他にも2~3mmの小さな打痕が2つほどありますが、そちらはまず気になるレベルでも無いかと思います。また、テイラーのようなUV塗装にありがちなトップ・コートの浮きがネック・ジョイント部とプリアンプ部に微かに出ています。テイラーのUV塗装ってペグ・ワッシャー周りやネック・ジョイント部など、力の掛かる箇所のトップ・コートが浮いて来ちゃうんですよね。とは言え、そこから塗膜がペリペリ剥がれてくるような事はありませんし、こちらの個体の塗装浮きもよくあるテイラーの塗膜浮きに比べると軽症な方かと思います。
ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側2.0mm程度とガット・ギターとしては非常に弾き易いセッティングになっています。このプレイヤビリティーこそがテイラーの売りですので、やはりエレキ弾きやアコギ弾きの方にオススメですね。ネックの幅こそ少し感じますが、プレイヤビリティーは普通のアコギより低く感じるくらいです。サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットの減りも皆無でまんま10割の高さが残っています。
ナイロン弦の音も欲しいけど普通のガットだと弦高が高くて弾けない、、なんて方に是非オススメのプレイヤビリティー最強の1本です!
オリジナル・ハード・ケース付き
SN:20080708703