今となっては稀少なジャパン・メイドのオール単板ボディーLL-25J!!経年感の少ない極美品中古が入荷です!!
ヤマハ伝統のLシリーズ。今回入荷は1992年当時、ハンドクラフト・モデルの50番シリーズ直系のモデルとして生産されていたLL-25J。当時のLLシリーズの中では一番価格が抑えられた機種として生産されていたモデルですが、浜松工場製でオール単板、アバロン・トリム、、と考えると今でいう所のLL36にも匹敵するような豪華なスペックの1本です!
ソリッド・エゾ松TOP、ソリッド・パリサンドル(ローズウッド)SIDE&BACK、マホガニー1ピースNECK、エボニー指板&ブリッジ、実測43.3mmナット、651mmスケールのヤマハ・オリジナル・ジャンボ・ボディー。サウンドホール・ロゼッタとボディー・トップのトリムは美しいアバロン貝で飾られ、見た目もなかなか豪華でヤマハらしいモデルです!その後このモデルはLL-23Jに引き継がれる事になりますが、、同じ定価で木材的な仕様は少しランク・ダウンしてしまいます。
サウンドはLボディーらしい豊かな低音に煌びやかな高音がブレンドされ、ハイからローまでバランスよく鳴ってくれる心地よいサウンド!スキャロップ・ブレーシングで、ドワンッと弾むような低音に、倍音豊かな高音、煌びやかながらソリッドな中音のバランスが素晴らしく、ヤマハらしいダイナミックで美しいサウンドをご堪能頂けます!フラットピックで掻き鳴らせば、エッジ感のある煌びやかで艶のあるストローク・サウンドが得られますし、フィンガーで爪弾いても、ヤマハらしいコリッと粒立ちが良く艶やかな高音に、スキャロップ・ブレーシングならではの弾むような中低域が全体をまとめ上げ、プレイ・スタイルやジャンルを問わずオールマイティーにお使い頂けるサウンドになっています!
楽器のコンディションはよくよく見れば小キズがいくつか発見出来ますが、塗装の焼けも無くぱっと見には出来たばかりの新品にすら見える極美品コンディションです!光にかざしながら子細に眺め回していくと、ボディー・トップには1~2mmのポチッとした小キズが4~5個見つかりますが、光の反射で見なければ気付きもしないような些細なキズばかりですので、30年以上前に作られた楽器として見て、これらが気になるという方も居ないでしょう。その他にはボディー・バックに2mmくらいの小さな打痕が1つ、ネックの4フレット裏の6弦側のエッジに微かに擦ったようで凹みがありますが、ネック横のキズは指の腹で撫でてみてもほとんど凹凸を感じません。ジャパン・ビンテージに付きものの塗装の白濁は、ネック・ジョイント部のサイドとネックの接合部の塗装の溜まりに白濁傾向が見られますが、まぁここは致し方ない部分でしょう。その他は気になるような白濁も無く、塗装の焼けもほとんどありませんので、トップのエゾ松の美しさに目を奪われる事と思います。
ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにももう少し余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはローフレットに僅かに弦の跡が付いている程度で、ほぼほぼ10割の高さが残っています。
ジャパン・メイドでこのルックス、このサウンドと考えれば、なかなかお買い得な逸品じゃないかと思います!
ヤマハ・デラックス・ハード・ケース付き
SN:II015J