K.YAIRI JY-10 CUSTOM 1995年製
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ちょっと謎多きK.ヤイリのカスタム・モデルJY-10 CUSTOMが入荷しました!!

日本を代表する老舗アコースティック・ギター・メーカーK.ヤイリ。70年代には雨後の筍のように乱立していたアコースティック・ギター・メーカーの中で、今なお第一線で活躍する名実共にトップ・クラスのアコースティック・ギター・メーカーです。今回はそんなK.ヤイリのカスタム・モデルが入荷しました!

スプルースTOP、ハカランダ系SIDE&BACK、マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、スキャロップ・ブレーシング、実測43.6mmナット、645mmスケールのジャンボ・ボディー。ボディー幅は実測で440mm近くあるので、ギブソンなどの17インチ・スーパー・ジャンボよりも更に気持ち大きいサイズ感です。委託主の方は、前オーナーの方より、「スプルース/ハカランダのオール単板でオーダーした物」との説明を受け、譲り受けたたようですが、、、サイドには割れ止めが入っていて、杢目等も合ってるようなので、オール単板は間違い無いと思うのですが、SIDE&BACKはホンジュラス・ローズウッドの可能性もあるように思います。ヘッドのインレイが独特で、妙にいじったような形跡もあるので、K.ヤイリに画像を送り判断してもらいましたが、「K.ヤイリ製品で間違いない」との事でしたので、こちらは普段使わないロゴ・デザインを手作業で入れたものと思われます。ちなみにPGは社外品で後貼りらしいです。ブリッジはギブソン同様パール・ドットの下でネジ止めされていますが、その他にも両サイドのパール・インレイの下に合計3本、パール・ドット部分も含め、5本のネジで止められています。こちらもオリジナルなのか、後からブリッジ剥がれを直すためにネジ止めされたのかは不明です。

サウンドはジャンボ・ボディーだけあってドワンとパワフルに鳴ってくれます!ヤイリらしい素直でクセの無いサウンドに、中低域のふくよかで力強いサウンドが加わり、他のボディー・サイズでは味わえない、パワフルで奥行きのあるサウンドをお楽しみ頂けます。フラットピックで搔き鳴らせば、ドワンと響くローに奥行きのあるミドル、煌びやかなハイなどが混然一体となり、ジャンボ・ボディーらしいパワフル・サウンドを響かせますし、フィンガーで爪弾いてもこのボディー・サイズならではの奥行き感と余韻を残すサウンドを奏でますので、あらゆるジャンルやプレイ・スタイルでこのモデルならではの魅力あるサウンドをお楽しみ頂けます!

楽器のコンディションは年式なりのキズや使用感、経年感やちょっとした修理歴などあります。修理歴としては、上記ブリッジ貼り直しの他にもバックのセンター・シーム部がエンド部から4~5cm剥がれたようで、接着修理されています。ボディー内部からはセンターシームでしっかり押さえられていますので、強度的な心配は無いでしょう。その他にも光の反射でよくよく見れば、トップやサイドの一部にふわ~っと塗装の轍が見えるので、キズか何かを修正してタッチアップしている箇所が数か所ありそうです。ペグは現在はゴトーのオープン・バックが付いていますが、以前は違うペグが付いていた形跡もあります。ブリッジ両サイドのアバロン・インレイは1弦側が一部欠けています。その他は小キズこそ散見出来ますが、遠目にもド派手に目立つようなキズは無く、まずまず年式なりかと思います。

ネック・コンディションは良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにもまだ余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはリフレットされているのか?気になるような凹みも無く、ほぼほぼ10割の高さが残っています。

ルックス的にもサウンド的にも個性的な1本!他人と被りたくないという方にはオススメの個性的な逸品です!

ケースはヤイリのステッカーが貼られていますが、恐らく汎用のハード・ケースにステッカーを貼ったものと思われます。

SN:49248