販売済HEADWAY HD-108 1981年頃

SOLD OUT

  • 在庫あり
  • 配送期間:1-3日1

コレクター放出品!!驚くほど綺麗な極美品ビンテージ!!ヘッドウェイHD-108の入荷です!!

信州松本に工場を構えるヘッドウェイ・ギター。1977年創業のヘッドウェイ・ギターはいつの時代もその価格からは想像を遥かに超えるハイ・クオリティーな製品を世に送り出してきた日本を代表する、アコースティック・ギターのトップ・ブランドです。そんなヘッドウェイも1983年に起きた、2度に渡る工場火災に因り、一時期アコースティック・ギターの生産を中止せざるを得ない状況に追い込まれます。その後、多くのファンからの熱い想いに応える形で1999年に復活を遂げ、以降現在に至るまで高品質でハイ・コスト・パフォーマンスな製品を世に送り出しています。今回入荷は工場火災前の1981年頃のHD-108。第一期ともいえる昭和ヘッドウェイは実質6年間しか生産されておらず、今なお昭和ヘッドウェイを探しているファンも多い、貴重な時代の1本です!

ソリッド・スプルースTOP、ラミネイト・ローズウッドSIDE&BACK、マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、実測43.3mmナット、644mmスケールのヘリンボーン・ドレッドノート。ブレーシングはもちろんノン・スキャロップ・ブレーシングですが、トーン・バーの削り方を少し変えるなど、SIDE&BACK合板でもしっかりとパワフルに鳴るヘッドウェイらしい小技の効いた秀作です!

そのサウンドはいかにも昭和ヘッドウェイ・サウンド!と言いたくなるような剛直でストレートに咆哮するパワフル・サウンド!音のエッジ感は、SIDE&BACK合板らしい少し荒削りなエッジ感になっていますが、音量自体はオール単板モデルにも引けを取らないパワフルなサウンドになっています。高級ギターのような優美なサウンドとは言えませんが、ブライトで音の粒立ちも良くエッジ感のあるサウンドは、この価格帯にしては充分に納得できるサウンドかと思います。フラットピックで掻き鳴らせば、バリンバリンとエッジ感強めの豪快なパワフル・サウンドを響かせますし、フィンガーで爪弾いても粒立ちが良く、適度なサスティーンを伴った切れのあるサウンドが得られますので、プレイ・スタイルやジャンルを問わず、オールマイティーにお使い頂けるサウンドかと思います!

楽器のコンディションは、細かく見ていくと小キズ程度は散見出来ますが、年式から考えると驚くほど綺麗な極上コンディションです!全体的に日焼けしていますので、経年感こそ感じますが、遠目にも目立つような派手なキズは無く、ぱっと見デッドストック品にも見える綺麗さです。光にかざしながら子細に眺め回していくと、PG上にピッキング跡がそれなりにあり、ボディー・トップには2mmくらいの極浅いポチキズが3つ、ボディー・バックにはうっすらとしたスレが数本見つかりますが、いずれのキズも光にかざしながら注意深く見なければ気付きもしないような些細なキズばかりですので、40年以上前に作られた楽器として見て、気になるような箇所は無いかと思います。ジャパン・ビンテージに付きものの塗装の白濁は、ヘッド・トップに僅かにその兆候が見られますが、白濁と言うほど酷くも無いので、こちらもまず気になるレベルでは無いでしょう。画像を見るとボディー・バックにも少し白濁傾向を感じますが、実際現物を見ると、ほとんどその兆候すら感じません。

ネック・コンディションは良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.1mm、1弦側1.7mm程度と非常に弾き易いセッティングになっています。サドルにはもうあまり余裕はありませんが、現状でも相当低いセッティングですので、さすがにこれ以上弦高を落とす必要も無いでしょう。フレットはローフレットにちょんちょんと弦の跡が付いている程度で、ほぼほぼ10割の高さが残っています。

初心者の方のエントリー・モデルとしても(ちょっと贅沢すぎるようにも思いますが、、笑、笑)オススメですし、ベテランの方のセカンド・ギターとしても充分使用に耐え得るクオリティーを持った1本です!

ケースは近年のヘッドウェイ・ハード・ケースが付属します。

SN:6986