HEADWAY HD-DLX 2008年製
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昭和ヘッドウェイを彷彿とさせるパワフル・サウンド!!2008年限定モデルHD-DLX!!

信州松本に工場を構えるヘッドウェイ・ギター。1977年創業のヘッドウェイ・ギターはいつの時代もその価格からは想像を遥かに超えるハイ・クオリティーな製品を世に送り出してきた、日本を代表するアコースティック・ギターのトップ・ブランドです。そんなヘッドウェイも1983年に2度に渡る工場火災に因り、一時期アコースティック・ギターの生産を中止せざるを得ない状況に追い込まれます。その後、多くのファンからの熱い想いに応える形で1999年に復活を遂げ、以降現在に至るまで高品質でハイ・コスト・パフォーマンスな製品を世に送り出しています。今回入荷は2008年に15本のみの限定で作られたHD-DLX。この頃はまだ現在のようなカスタム・ショップやATBなどの区分けが無く、基本百瀬さんが中心となって他スタッフが分業により製作を進めていました。ブレーシングもまだノン・スキャの物が多く、昭和ヘッドウェイの面影を色濃く残すのもこの時期の特徴です!

ソリッド・レッド・スプルースTOP、ソリッド・パオ・ローズウッドSIDE&BACK、マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、ノン・スキャロップ・ブレーシング、実測44.5mmナット、645mmスケールのドレッドノート・ボディー。SIDE&BACKに使われているパオローズとはアフリカ産のローズウッドでアフリカ紫檀とかボリビアン・ローズとかの別名でも呼ばれている材になります。インディアン・ローズウッドより硬く、比重が重いのが特徴です。

そのサウンドは昭和ヘッドウェイを彷彿とさせるようなパンチの効いたパワフル・サウンド!ゴツンッと音が立ち上がり、密度の高いラウドなサウンドを響かせます。かと言って昭和ヘッドウェイほど武骨な感じも無く、芯が太い野太いサウンドながら煌びやかさも兼ね備えたサウンド。フラットピックで搔き鳴らせば、ゴツンと骨太なローに密度の高いしっかりと芯のあるミドル、艶やかで煌びやかなハイなどが混然一体となり、直進性に優れたパワフルなサウンドを響かせますし、フィンガーで爪弾いても芯のしっかりとした音の分離の良い、美しいサスティーンを伴ったサウンドが得られますので、あらゆるジャンルやプレイ・スタイルでヘッドウェイらしい存在感抜群のサウンドをご堪能頂ける事と思います!

楽器のコンディションは、よくよく見れば小キズがちらほら散見出来ますが、遠目にも目立つようなキズは無く、ぱっと見には新品のような美しい状態を維持しています!光にかざしながら子細に眺め回していくと、ボディー・トップの6弦側肩部に1cm弱くらいの線状のキズが見つかり、その他にも数ミリ程度の薄い小キズが3~4つ見つかりますが、いずれのキズもレッド・スプルースの派手目な杢目に隠れて気になる程でも無いかと思います。ボディー・バックにも光にかざして見ればスレ程度は見つかりますが、中古品として考えれば気にもならない程度かと思います。ネック・ヒールの6弦側肩部にストラップピンが打たれていますので、ストピン嫌いの人にとっては憎悪の対象になりそうですが(笑)、ピンのネジはしっかりネック・ブロックに噛んでいますので、強度的には何ら問題ありません。

ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。サドルにもまだ充分な余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはローフレットを中心に少し減りが確認出来ますが、一番減っている箇所でもオリジナルの8割程度の高さが残っています。

弾いてみれば驚く事間違いなしのお値段以上のサウンドとクオリティー!このくらいのご予算で出来の良いギターをお探しの方に強力プッシュの逸品です!

オリジナル・ハード・ケース付き

SN:2693