販売済Chaki P-80 1970年代

SOLD OUT

  • 在庫あり
  • 配送期間:1-3日1

非常に稀少な70年代チャキ!!プレイヤビリティーもコンディションも文句なしのP-80美品ビンテージが入荷です!!

京都の老舗弦楽器メーカー茶木。1947年の創業以来、主にウッドベースやチェロの生産に力を入れる老舗ブランドですが、内田勘太郎さんの使用もあり、ピック・ギターにも非常に高い人気を誇るブランドです!現在ではピック・ギターの生産は元より、楽器の製造自体を休止してしまっていて、数年前に廃業されてしまったようです。今回入荷はそんな貴重なチャキの70年代アーチ・トップP-80!年式の割に非常に綺麗で、且つプレイヤビリティーも抜群のしっかり調整された1本です!

スプルースTOP、メイプルSIDE&BACK、メイプル3ピースNECK、ローズウッド指板&ブリッジ、実測42.4mmナット、約640mmスケールのベネチアン・カッタウェイ・ボディー。ボディー幅は約423mmと17インチ近く有り、ギブソンのL-50などより一回り大きく、どちらかと言えばL-5に近いボディー・サイズですが、抱えた感じはそんなに大きさは感じず、抱え心地の良い日本人の体型に合ったボディー・デザインです。そしてこのP-80のもう一つの特徴がベネチアン・カッタウェイ。もう一つ上の機種P-100からはフローレンタイン・カッタウェイになるのに何故かこのP-80だけがベネチアン・カッタウェイなんですね。。機種名違いのP-1、P-2などの時代にもベネチアン・カッタウェイは存在しないように思いますが、、、好みはとにかくチャキのベネチアン・カッタウェイ自体がかなり稀少です!そしてこちらの個体のインナー・ラベルはSalvatore Chaki Kyoto Japanになっていますので、恐らく輸出用の1本かと思われます。

サウンドはザクザクと歯切れの良いカッティング・トーン!フラットトップでは決して味わう事の出来ない一種独特なサウンドをお楽しみ頂けます。ボディーの容量はL-50なんかよりも大容量なので、その分ボリューム感のあるサウンドですが、塊感のあるサウンドと言うよりはやはりアーチトップらしい歯切れの良いサウンドです。ブライトに立ち上がるサウンドに、アーチトップならではの何とも言えないリバーブ感が加わり、大味ながら切れのある魅力的なサウンドをご堪能頂けます!

楽器のコンディションは小キズやそれなりの経年感などありますが、年式から考えると驚くほど綺麗なコンディションを維持しています!ボディー・トップにはポツポツと小さな打痕が散見出来、サイド&バックにもちらほら小キズは見つかりますが、いずれのキズもよくよく見れば気付く程度の極些細なキズばかりですので、70年代ビンテージとして見れば取るに足らないモノばかりです。また、ブリッジの作りが独特で、スタッドのネジを受けるブリッジ側に筒状の金属が入っているのですが、1弦側の金属が紛失していてネジにテープを巻いて厚さを稼ぎ、ぐらつきの無いように調整されています。この状態で、弦高の上げ下げやサウンド面でも特に問題はありません。

ネック・コンディションも良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側2.0mm程度とベストなセッティングになっています。ブリッジのエレベーションにもまだ上下共に余裕がありますので、お好みの弦高にセッティング可能です。フレットはローフレットに少し減りが見らえますが、まだまだ充分な高さが残っています。

飾っているだけでも絵になる存在感抜群の1本!チャキをお探しの方以外でもこのルックスはそそりますよね!

ケースは汎用のチップボード・ケースが付属します。