S.YAIRI YD-305 1972年製
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ネック・リセット済みでプレイヤビリティー抜群の1本!!昭和S.YAIRI YD-305前期型が入荷しました!! 

数あるジャパン・ビンテージ・ブランドの中でもとりわけ人気が高く、多くのファンを持つS.ヤイリ。70年代当時も国産ギターとしてはなかなかの高額で、マーチンほどではないにせよ、当時のギター・キッズにとっては憧れのブランドでした。今回入荷はそんなS.ヤイリのラインナップ中では中位機種に当たるYD-305。ある程度弾き込まれた豪快なサウンドと抜群のプレイヤビリティーが魅力の1本です!

スプルース単板TOP、ローズウッド合板SIDE、ローズウッド単板BACK(バック3ピース)、マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、ロッド1フレット下、指板エンドにモデル名刻印あり、ネック・ブロックにシリアル刻印、実測44.7mmナット、645mmスケールのドレッドノート・ボディー。昭和S.YAIRIは、厳密に言うと1弦側の指板がほんの少しハイハネ気味に見える個体も少なくなく、サドル側で弦高を目一杯下げても2mm超えの個体も少なくないですが、今回入荷の個体はネック・リセット済みで差し角も理想的、ネックも綺麗にストレートで抜群のプレイヤビリティーとなっております!因みに今回入荷の個体のペグはグローバーUSAの102Gが使用されています。本来シャーラー・ペグのはずですが、、付け替えたような跡も無いので、こちらがオリジナルで付いていたものと思われます。

サウンドはS.YAIRIらしい爆発力のある武骨でパワフルなサウンド!SIDE&BACKはローズウッドながら、その他のハカランダ・モデルにも引けを取らないくらいに開いたサウンドで、バリンバリンと気持ちよく豪快なサウンドを響かせます。フラットピックで掻き鳴らせば、ちょっとうるさいくらいにラウドなパンチの効いたパワフル・サウンドをご堪能頂けますし、フィンガーで爪弾いても武骨ながら芯のしっかりとした、適度なサスティーンを伴ったサウンドが得られますので、昭和のフォーク・ソングなんかをやるにはもうバッチリマッチングするサウンドかと思います!

楽器のコンディションは長年しっかりと使い込まれてきたことが窺える小キズや使用感はありますが、遠目にも目立つようなド派手なキズは無く、ぱっと見には年式の割にはかなりの美品コンディションと言えるかと思います!細かく見ていくと、全体的に小キズはちらほら散見出来ますが、50年以上前に作られたビンテージ・ギターとして見れば、取り立てて気になるような箇所は無いかと思います。

ネック・コンディションは上記の通りリセット済みでパーフェクト、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.5mm、1弦側1.7mm程度と、S.YAIRIとしては驚異のスーパー・プレイヤビリティーが確保されています!サドルにもまだ充分な余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットはローフレットを中心にいくらか減りが見られますが、一番減っている箇所でもオリジナルの7割程度の高さが残っています。

現代のギターのようなプレイヤビリティーで長い年月が培ってきたビンテージ・サウンドを楽しめるプレイヤビリティー抜群の1本です!

ケースは汎用のライト・ケースが付属します。

SN:2563