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超稀少なギブソン・メイドのレコーディング・キング！！かなりの美品コンディションです！！
またまたレアでマニアックなお宝ギターが入荷しました！レコーディング・キングのモデルM-2。ギブソンはアンバサダーやクロムウェルなど数々のJr.ブランドを製作していましたが、その中でも特に有名なのがカラマズーとレコーディング・キングでしょう。レコ・キンの方は近年アジア工場製の物が多く出ているため、ご存じない方にとっては近年物の安いブランドと言うイメージでしょうが、1930年代~1941年頃まで多くのモデルをギブソン工場で生産していた正統的アメリカン・ビンテージ・ブランドなんです。レコーディング・キング・ブランド自体は、ギブソンの他にもKayやリーガル、グレッチなんかでもOEM生産されていましたが、1938年～40年に掛けてはギブソン・メイドのみにレコキンのブランドが与えられ、その他の工場製のものはノー・ブランドとして販売されていたようです。
スプルースTOP、メイプルSIDE＆BACK、マホガニーNECK、ハカランダ指板＆ブリッジ、実測45ｍｍナット、24.75インチ・スケールの16インチ・アーチ・トップ。要はギブソンのL-50の廉価版バージョンでカラマズーの人気モデルKG-31とほぼほぼ同じスペックです。簡素化されたブレーシング構造で、独特なチープでブルージーなサウンドを奏でる、ギブソンでしか作り得ない独特の世界観の有るサウンドが魅力のモデルです！
そのサウンドはカランコロンと気持ちよく抜けてくれるブルージーなサウンド！ブレーシングが１~2本足りないような、大味でガランゴロンと豪快に鳴るサウンドは、一度弾いたらクセになる事間違いなしです！同年代のL-50なんかと比べてもより豪快に鳴ってくれる印象で、見た目のサイズ感以上にラウドなサウンドですので、フラットピックでストロークなんかやってもちょっとビックリするくらいのボリューム感のあるサウンドが得られ、歌モノのバックなんかにも充分使えます。フィンガーで爪弾けば、反応良く音が立ち上がり、音の荒削り感はありながらも時間が育んだ艶やかさも併せ持っていて抜けが良く気持ちよいサウンドをご堪能頂けます。フィンガーピック・ブルースなんかやればドンズバで、自分の腕が2～3割マシマシになったような気分になれますよ（笑）！このチープなのにリッチなサウンドは他には無いギブソンJr.ブランドならではの魅力かと思います！
楽器のコンディションはビンテージらしい小キズは散見出来るものの、全体的に見れば年式の割には驚くほど綺麗な状態を保っています！ネック裏には塗装剥がれなんかもありますが、まぁこの辺はビンテージ・ギターならではの「味」ですね。その他コツコツとぶつけたキズや擦り傷、ウェザーチェック等も見られますが、オリジナルのクルーソン・ペグの調子も良く、全体的に見れば奇跡に近いナイス・コンディションかと思います。PGは残念ながら紛失してしまっています。
ネック・コンディションも良好で概ねストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.2ｍｍ、1弦側1.7ｍｍ程度と非常に弾き易いセッティングになっています。ブリッジのエレベーションにもまだ余裕がありますので、お好みの弦高にセッティング可能です。フレットはリフレットされてからそんなに弾かれていないようで、まだ充分な高さが残っています。
見た目もサウンドも雰囲気バツグンの1本！カラマズーと比べても引けを取らない存在感抜群のリーズナブルな逸品です！
ケースは汎用のハード・ケースが付属します。